危なかった
今年注文して届いた小梅が例年よりも少し固めだったので、塩をした後水があがるか心配だった。
ただ、それを見越して塩を入れすぎて塩辛くなりすぎるてもいけないと、ずいぶんセーブしながら入れた。それでも梅酢があがったので少し安心していた。
そこで気を抜くとカビが生えたりするんで、それもマメにのぞいて気をつけていた。
充分梅酢があがったところでもみしそ(自分では揉まない)を投入。
ちょっと少なめかなと気になったが、小梅の量にあわせてもみしそを頼んだので、ま、これでいいのかも?と、土用までそっとして置いた。
さて、土用干しという時に、大きなザル広げてみて驚いた。
梅酢が下の方で白濁しているのだ。ちろっと舐めてみても、いつもの味と違っている。すっぱくも塩辛くもない。なんとなく梅干しの味はするが、なにか違う味が混ざっているような気もする。
んーー。困った。このまま、せっかく土用干した梅をその白濁した梅酢にもどしたら、なんかよくないように思える。
で、もみしそを頼んだお店に連絡してみると、今はもうないから自分で探した方が早いと思うよっていうんで、いつものようにぐってみる。
白濁はどうやら酵母菌が発生していて、そのままほおっておくととんでもないニオイを発するらしい。
やっぱりそのまま今年の白濁梅酢には戻せない。
無農薬のもみしそを探したら見つかったので早速ポチッとする。
すると、なんと言うことでしょう。
もう、今朝には荷物が届いたではありませんか。
なので、しそを絞って小梅の上にかけ、絞れた梅酢は瓶に入れ、土用の三日干しの最後の日に梅酢としそが形だけでも例年通りになった。
足りない梅酢は何年か前のもので補う。
やっぱり塩が足りなかったのと、もみしそも少なかったのだと思われる。来年は気をつけよう。
明日は雨が降るらしい。
いろいろギリギリ間に合って、なんだかとっても嬉しいなって思ったんであります。
難しいな 塩梅は 何年経ってもつかめない いろんな付き合いと同じようだな だす。