いったーい!

年を重ねること半世紀も過ぎれば、あちこち年くって古くなってくる部分も増えてくるわけで。
なんたって人生五十年って言ってた頃もあったわけだし(本来の意味は人の寿命がたった五十年という意味でなく、下天(天界の最下層)では一日が人間世界で五十年に相当する。という意味です。
だそうで。)、そうであればそろそろお迎えもって相談されててもおかしかないんだけど、今の時代はまだまだ折り返したばっかりなお年頃。

ぐだぐだ何言ってるかってえと、歯茎も年相応に痩せてきてるんで、若い時より歯茎の位置がさがり、歯の根元の方から水がしみたり、熱いものがしみたり、ものをかんだら神経に障るような痛みがしたりするようになって、自然治癒は諦めて歯医者へ行くことにした。

で、今日ずいぶん時間をかけて神経を抜いたのだけど、家へ着く頃には麻酔が切れかけてきて、なにやら処置後の歯の辺りに不穏な雰囲気がまとわり始めたんで、躊躇なく痛み止めを服用する。

それでも歯根辺りがずいぃんずいぃんと脈を打つ。我慢できなくはないが、それを抱えたままでいるのもいやなもので、送迎から戻ってきてから二錠目を飲んだ。

歯医者で隣のチェアの人も、何かが外れて水がしみるからって処置をしてもらっていた時に、”お酒飲むの我慢しやええがん”って、先生にからかわれて”ほんなことしたらしんぢゃうわ”って言ってた。

私には週一日二日の休肝日を作ることは難しいことではないし、飲めないからしんぢゃうってことはないけれど、休肝日でない日に体調も悪くないのにお酒を飲めないのは、少々イラッとする。

またまた何をぐだぐだ言ってるかってえと、さっき鎮痛剤を飲んだから、今日は飲まない方が良いかなぁ。もう少し時間をおいて少し口に含んでみるかなぁ、どうすべえかなぁと悩んでおるわけで。

抜歯したわけじゃないし、出血あるわけじゃないし、ずぃぃんずいぃぃんが激しくなったとしてもそれは我慢せないかんでのあって。

それに薬剤の味がずっとしてて、口の中がまずいし、ここで飲まなくてもいいっちゃいいんでありますが、なんだかおやじにあごで使われてるのが面白くない気分であったりなかったりらじばんだり(最近全然見なくなってるけど)。


歯医者さんもそんなに身近じゃなかったかもしれない、昔の人たちは歯の痛みをどうやってこらえてたんだろうなぁなんて、歯医者さんにかかれるありがたい世に感謝しながら般若湯をいただくことにしようかしら な寒い夜 だすな。