なんだかねぇ

朝布団の中でぼんやりしてたら電話が鳴った。
あれ。こんな早い時間に誰かいな(7時半ごろ)と出たらば、娘からで、
”なに、こんなに早い時間に。”
”だって、ついたら連絡しろって言ったじゃん。”

ああ。高校時代の同級生(医学部生なのでやっぱり今年卒業)と卒業旅行にフランスに行くって言ってたのが、今日だったんだ。
行程を全然知らないから、一体どこについたのかわかんないけど、ま、無事についたんならよかったね、だけならいいんだけど、スーツケースのキャスターが1個外れてしまったという。
移動が大変そうだけど、ま、気をつけてねって電話を切った。

で、クレジットカードがあれば海外で困っても安心だよーってCMを思い出して、家族カードで娘が持ってるカード会社に連絡してみた。

確かにその保険は家族カードでも保障を受けられるので、あいほいそんぽに連絡してねって言われたんで、フリーダイヤルで電話をした。

私は、そのカードを持ってれば向こうで修理をするところを教えてもらったり、直してもらえるかどうか、どういった事をしてもらえるのかを教えてもらいたかった。

そう伝えると、いつ出国していつどこへ着いてどういった状態なのか、娘の誕生日も聞くから、いやなにがしてもらえるのかを知りたいだけなんだっていうと、今ここではお返事できないからいろいろ詳しく聞いてその部署に伝えて後からその返事をする事になるから、だから聞いてるんですって言う。

じゃ、その時にはもう説明しなくてもいいんですねって言うと、はいって自信満々な返事をされた。

その説明する時も、こんなこと出来ますってCMみたいな事出来ますかって聞いたら、なんとなく電話の向こうであきれられた空気が伝わってきた。
ま、それは仕方ない。確かにアホっぽいのは否めないからね。
壊れたものを説明する時に、スーツケースのガラガラって言ったら、”キャスターですねっ”って、プチむかっとされたのは気のせいだったのかしら。
なんとなく全体に、おばかさんのあいてってめんどうだわーて、吹き出しが電話の向こうの頭の上に浮かんでる絵が見えた気がした。


で、担当部署から連絡が入ったら、だいたいの話は伝わっていて、こういう事ですね、でしたらこうなりますんで、事故の受付をいたしますって言われた。

は?受付をして欲しいわけじゃなくて、その前段階のどういう事をしてもらえるのかを知りたいだけで、当人は私がこんな連絡をしてる事は知らないし、そういう話をさっきしたんですけど。
もう説明しなくていいって言ったじゃん、人の事バカ扱いしたくせにっとは言わないでそう返事したら、
”カード会社の人がちゃんと伝えなかったんですね。”
えええ?
”いえ、違います。間違いがあったとすれば、保険会社の電話に出た人です。”

それでやっと話が終わった。

やっぱりあんなに詳しい話なんていらなかったじゃん。なんだなかなぁな気分になりましたのさ。

最初に電話を受け付ける人はもう少しおおらかに接してくれてもいいんじゃね?と思うんであります。

私も気をつけよっと 初めての声だけでも気持ちが伝わっちゃうもんね だす。