思惑とは違って

猫が鏡餅をかじる図をまたみたいなと思いっていても、そうそうこちらの思い通りに事は進まないのが世の常で、写真を撮って以来なかなか巡り会えないでいる内に鏡餅がとても小さなかけらになっていた。
すると、それをついばみにスズメがツアーを組んでやってきていた。
こりゃおもしろいと、京都の娘の部屋から持ってきたカビの生えた鏡餅(だと思うけど、家のかも知れない)を置いてみた。

それ以降ほとんど形が変わらないで、そのままあった。
と、私は思っていたのだが、おじいが見た時には、冬鳥がそれをついばみに来ていたという。

おじいの眼によれば、つぐみやらとらつぐみやらもずやらしない(ツグミの仲間だって)が来てるという。

なんというか そんなところで暮らしてるんだな私は
そんなところで育ったんだ子供たちは 
どことなく田舎の匂いがぬけないのもいい味わいになってるんでは なんて親ばかだねぇ。