秋は紅葉。

こうようシーズンはもみじシーズンと書く。清少納言は夕暮れ派のようですが、京都は断然もみじ派ですね。
この連休中、京都はひとであふれかえってました。どこに行くにも人の波。溢れる人はほとんどがじじばばでした。けれども中には若い人もちょこちょこいて、その中のうちの二人が私の高校の同級生でした。
そんな紅葉に惹きつけられて岐阜や三重からわざわざ来ていた医学部生たちと会って話したのは別段とりとめのないことばかりでしたが、最近就活でへこんでる話しかしていなかった私には、久々に全くそのことに触れない会話というのは凄い新鮮でした。それは会話中は気づかなかったけど、今思い返すととても面白くてちょっと嬉しいこと。
昨日彼氏と別れたばかりという友達が引いたおみくじには「待ち人来たらず じっとこらえる期間」と書いてあってへこんだ、という話をしていたところ、もう一人の友達が「今年だけの話だよ、後1ヶ月だけ。来年は心機一転いい年だよー」とフォローしていた。
なるほど、なるほど。この言葉は直接私に向けられたものではなかったけれど、なんだか結構胸に残ってしまいました。うん、あと一ヶ月はへこんでもいい、ということにしよう。
その後、新幹線の自由席に乗るために京都駅へ向かう彼女らを送り、一人バスに揺られて帰ってくる途中はなんだかなにかほんの少しだけ楽になったような気がしていました。


今からなぜか就活に関してものすごくへこんでて、就活中の皆にも心配されてしまうほどですが、これはもう今年中はしょうがないものと観念して、来年の本番はしっかりへこんでもしっかり起き上がります。
あと、高校時代の話をちょっとして、やっぱり私はへんなところでまじめすぎてしまうのももう認めざるを得ないな、と思うに至りました。もっと楽観的に行こうぜ!