余計なもの

NHKをみている。先日(いつだったっけ?)の小三治さんの回を含めた未公開映像がみられるというので忘れないように気をつけていて(それでもすっかり忘れちゃう事の方が多いけど)、無事に番組を見ている。

前回の本編よりずっと今日の分の方が小三治さんのよさがとてもよく伝わって来るのは何故なのかしら。この間はほんの上っ面をなぞっただけのつぎはぎで、全然面白くなかったから、今日のもあまり期待しないでいたんだ。
でも、今日のは時間にしては五分の一くらいなのに、高座のダイジェストも面白くてよかったし、リュックの中身の私物を広げて説明してるところなんか、小三治さんのひょうひょうとした面白がり方や、つい気持ちが入って声が強くなっちゃうふうなのが、そのままこちらも面白がれてよかった。
そういえば、ハーレーはもう乗らなくなっちゃったんだろうかと思ってみたり。

余計なものをごてごてかざるより すっきりさっぱり気負いなくってのがみていて気持ちもいいんだね。

それで昨日のビストロは気持ちが落ち着かなかったんかいな、と気づく。
おおたがうるさすぎるんだ。へんなとこに力入りすぎてたんじゃなかろうか。まだ若いからねぇと、談志が悟っちゃった人のようになってるのも、ちょっとそぎ落ちすぎで心配なことであるよ。