ぜんざいを作る

鏡開きの日なので、ぜんざいをつくる。が、今日はおやじのいとこの娘さんの出産祝いを買いにデパートへお出かけなので、昨夜の内につくっておいた。
ここの家族は豆好き家族で、義母の煮る豆はなんの豆でもとても上手に出来上がっていた。でもそれをちゃんと伝授してもらわない内に義母を亡くしてしまったので、その後豆を煮るのがとても嫌だった。どうやっても、それまでみたいに美味しく出来ないから。おやじの大好きなぜんざいに至っては、何度煮ても美味しいとおやじが言わないのが悔しくて、年に一度鏡開きの日だけ仕方なくって感じでつくってきてはや数年(何年だ?)。
義母が亡くなって20年にもなれば、さすがに私のぜんざいの味もそれなりに段々と自分でも美味しく思えるようになってきた。

で、今回だ。おばさん(義母の長姉)が砂糖は思いっ切り入れんと美味しくならんでねって言ってくれてから、思い切ってざざっと入れるようになってからは、わりに美味しいなぁって思えるようになってきたので、やっぱり昨日も思い切りよく袋がらざざざざざっと入れた。
んーーーー。途中で多いかな?と懸念したとおり、あんまーーーい!

鏡餅を割って入れるわけではなく、ぜんざいだけを食べるのだけれど、さてどのくらいで2合の豆がなくなるか。


家族の息災を祈る ぜんざいを食べる夜 正月が終わる  だな。