和解なのか?

ぷりぷりしてるのに飽きてきたのか、そろそろ子ども達が戻ってくるのでこのままではマズいと思ったのか、どういう心境の変化なのかわからないけど、またなし崩しに表面上だけでも和解したようになった。
うーーん。なんとなく納得いかないけど、明日には息子が明後日には娘も戻ってきて久しぶりに家族が揃うということで、一件落着かな。


昼間ちょっとシュミレーションをしてみた。家出とは違って一人暮らしをするとなるとどれだけ費用が必要かとか、まず何をしたらいいのかとか、引っ越し荷物を作るとなると、とんでもない大荷物になってしまわないかとか、あれこれ考えてみた。もの凄い踏ん張らなきゃいけないから、大変だよなぁなんて昨日のテンションが徐々に下がってきたことは確かだが。
でも、また同じ事で大げんかするのは目に見えてるんだけどなぁ。ああぁ、なんかめんどくさい。

だから昔から夫婦げんかは犬も喰わないって言うんだろうな。

相変わらず今日もおじいは気を遣ってくれている。で、笑わせてくれた話。
去年は小さかったからお年玉をあげてもわからんだろうからあげなかった義弟の双子ちゃん(三歳になったのか)に今年はお年玉を用意せないかんなぁと、ポチ袋を探して引き出しをごそごそしていた。ポチ袋はなくて小さな祝儀袋をだしてきて、
「ま、これでええか。」
「あんまり可愛くないけど今用意したいなら仕方ないねぇ。」
「三千円でええか?」
「や、それは私は何とも言えんねぇ。」
・・・自分の部屋でごそごそやってまた夕食の支度をしている台所へ戻ってきた。

「新札がふくらんどって小さい袋に三枚はいらんかったで、一枚減らしといた。」
だははははっ。何やってんだじいさん。それは、どうよ。「そんなもん、袋を大きくしやいいがね。なんてじいさんだ。」
「ほんでもはいらんでなぁ。」
「きゅきゅっとおれば入るがね。」
「ほうか、もっかい増やしとくか。」
「ほりゃ、ほの方がええにきまっとるがね。」
で、用意した孫達7人分の袋をもって戻ってきた。
その双子ちゃん以外は銀行の袋だ。私が一昨日おじいにもらったお年玉も銀行の袋だった。

おじいらしいっちゃおじいらしい。中身もとてもおじいらしい。
さすがに内孫達はちょっと奮発してある。
「大学生やでなぁ。少ないとおじいちゃんって呼んでまえんといかんでなぁ。」とか言ってる。
「家の子たちは、金額でそんなことしーへんに。ま、あんまり少ないとちょっとがっかりするかもしれんけどね。」

なんて、ちょっとほのぼの会話の嫁舅だ。やっぱりここでやってくしかないんだよなぁ私は と思うのであった。