秋深し

今年は何時までも庭の柿の葉の色がなかなか赤くならなかった。11月に入って急に夜が寒くなってきて、やっと色が変わり始めたと思ったら、あれよあれよというまに黄色から赤に変わって落ち葉になって、カサカサどころかがっさがさたまって小山は大袈裟だけど、そんな感じに積み上がってきた。
子どもたちが小さい頃は塾の芋掘りのあと、庭の枯れ葉を集めて焼き芋にして、一挙両得でイモも庭の枯れ葉も一気に片づいたものだった。
今年のイモは成長途中でイノシシにイモ畑を掘り返されたので、イノシシとおじいは攻防戦を繰り広げて夏が過ぎた。なんとか収穫するまでになったけど、豊作とは言えなかった。
それでも玄関にちいさイモがころころしてるので、庭に貯まった落ち葉で焼き芋しよーって思ってた。

で、楽しい土曜日を過ごして日曜の朝外へでてみれば、あんれーーー。きれいさっぱり枯れ葉の山が片づいている。
おじいだ。おじいが掃除してしてしまったんだ。・・・・がっくし。


が、遅い秋だったせいで、まだまだ枝に赤いがたくさん残っていて、集めればまだまだ焼き芋を焼けるくらいにはなりそう。楽しみにして枯れ葉をかき集めてたらおやじが怪訝そうな顔をするので、焼き芋やりたいんだよと言ったら、妙に乗り気になってしまってちょっとうざい。

秋深し ふかしイモより 焼き芋だぜ ははっ。


今度はおじいに片づけられないで無事に日曜に焼き芋が出来るといいなぁ。