メディアリテラシーもへったくれもありゃしない。

最近納豆がいろんな意味で大ヒット中ですが、まああんな問題はいくらでもあるはずなので特に気にしてないんですが、気になるのはどこから捏造って言う事実が発覚したか、なんですよね。
『12日に一部報道機関から取材があり、調査して不正が発覚した。』と日刊スポーツに書いてありますが、よく分かりません。以前からあっただろう問題なのになぜ納豆だけ。謎だ。
しかし納豆がかわいそうですね。納豆業界は儲けたので特に同情しません。

ちなみに朝ズバッでみのが昼は○○(いつも思うけれどこの○○って何なんだ)おもいッきりテレビでは捏造なんてありませんっといっていたそうですが、何いってんだか、という感じです。
ああいった情報番組系の健康情報なんてあんまり真に受けてはいけません。本当の有識者から見れば何言ってんだあいつら、という気になるそうです。
前書いたかもしれませんが、うちの大学助教授はあまりにも内容がひどいために抗議の電話を入れたところ、テレビ局側の返答は「バラエティですから」だったそうです。つまりはうそでもいいんです、面白ければ、というスタンスだということですね。
また、コメンテイターとして出る場合はあらかじめ番組側から用意された結論に向けて話をする、原稿を読む、等の義務があるそうで、それでもいい、となった人しか出ないのです。
曰く「あんな番組に出る教授たちってたいしたこと無い人ばっかなんだよ」とは、件の助教授のお言葉。
とりあえず、まったく効用が無いわけじゃないと思うのですけれど、テレビが言うほどの効果は見られないだろうね、というのがすべてに当てはまると思います。普段食べているものが体に悪いわけは無いのですから。
ということであるあるに乗せられて青リンゴを買ったことのある理系の体内代謝系を学ぼうとしている学生の説得力の無い話だったのですが、結局はメディアリテラシーは普及しているようでぜんぜんですね、という騒動でしたね。どこに行ったんだいつぞやのメディアリテラシーブームは。