戦いすんで

追突されたバスの修理の件で、JAの担当と電話でやり合ったのが10日ほど前の事だった。
とにかく最初の電話で、決まってるからとか、不満があるならどうぞどういう手段をとってもらっても良いとか、民法上はそういう決まりなんですからとか、とにかく自分の立場からの言葉を一方的に聞かされて、とても憤慨していた。被害者の気持ちを汲もうという心遣いは、これっぽっちも無いように感じていた。
だが、バスの世話をもう何年もしてもらってる車やさんとJAとの話し合いの後は、すこし態度が変わっていた。
車やさんが私たちの怒りを代弁してくれたらしく、杓子定規でない、少しは人と人のやりとりが出来るようになった後は、家とJA担当のお互いの言い分をきちんと聞き入れられるような関係ができあがった。

確かに塾のバスは随分と古いし、傷だらけだから、価値としてはほとんどお金にならないようなものではある。だからといって、その価値以上の保証は出来ないと突っぱねられたら、なぜぶつけられた家が自腹を切ってまで、高い修理代を支払わなくちゃいけないのか、納得しろと言われても、はい、そうですか。などど、即答できるはずはあるまい。そこのところの折り合いの付け方に、腹を立ていたけれど、何度目かの連絡で、
「○○さんの仰る事はよく分かります。自分もその立場になったら当然そのように思いますから。ですが、自分も勤め人の立場なので、決まりを破ってまで、○○さんの仰る事を受け入れる事ができないのを、どうぞ、分かってください。」と、言われた。

不思議とその時には、最初の横柄な役人口調だった人とは思えないくらい、柔らかい話し方になっていて、私もすんなりそれを受け入れられるようになった*1

で、やっと示談の書類に判を押して決着した。ほっとした。

最初の電話を受けた時、途中から私が話をする事になって、結局それ以降は、JAの電話は私が受ける事になってしまった。だって、おやじがでても「奥さんに・・」と言われたらしい。

おやじがでたらなおやじに話すりゃいいじゃんねぇ。

こうしてまた私は鍛えられてしまった。

ほんとうは か弱い私なのに つらいわ つらいわ・・・・てか?


そうそう、一分DVDはおやじと一緒に見なくてもよくなりました。映画なら見ても良いけど、そうじゃ無いならオレが見ても面白くないからな、だってさ。

そりゃ、ファン以外が見ても面白そうじゃないもん。まだ見てないけど、ひとりでじっくりにへにへドキドキ(ワクワクじゃない方の指の間から見るような気持ちの方)することが出来そうだ。今週中にみれるといいな。

*1:それまでにはJAとやりとりした車やさんから話を聞いていて、お互いに納得のいく条件になっていたから