便利か?

普段、食材などの買い物で利用するスーパーが3軒ある。
義母の病気がきっかけでマクロビオティックに関心を持ち、出来るだけ身二不土(だったか?)を心がけるようになった。おあつらえ向きに、おじいが畑を持っていて、季節の無農薬野菜には事欠かない*1。その当時は、野菜以外の物は、自然食品店でしか買うことが出来なかったが、ここ数年地元のスーパーでも同じものを見かけるようになってきていた。
だが、不思議なことに、どこのスーパーでも同じ物を買うことが出来るかと言えばそうではなく、塩はここ、ケチャップはここ、マヨネーズはここ、醤油、みりん、酢、はここ、といったふうに、あちこちで買い物をしなければ、欲しい物をそろえることは出来ない。
バーコードでレジを通す前は、値札が商品についていて、どこのお店でそれを買ったのかが、一目瞭然だった。だが、最近はどこのスーパーでも、レジでピッとバーコードを読んで会計をするようになっている。
確かにレジを通るのにかかる時間は短縮されているだろう。
いつどこで買ったかを忘れてしまった物を使ってみて、”お!これいいじゃん。もっかい買ってみよ。で、どこでかったんだっけ?”と、品物をみても、どこで買ったものかが全く分からない。
これは、バーコードで商品を管理しているお店が便利なのか、レジを通るのに時間が短くなったお客さんが便利なのか。
リピーターになろうと思ってもなれないお客の気持ちは誰が取り上げてくれるのだろう。

便利って目先の事しか考えられないのかしら。
かくいう私もつい最近そう思うようになったのだから、大きな声は出せないけど。

眠かった上にお酒を飲みだしてこれ以上思考出来ないのでこの辺りで、今日は〆。

*1:おじいも義母の病気の後有機にも拘るようになった