救う

我が家のお風呂に繋がる脱衣所には洗面台と洗濯機がおいてある。今朝洗濯が終わったので中の衣類を取り出そうとしたら、洗濯物が側の出窓の桟においてあるかえるさん*1を引っかけて飛ばしてしまった。
かちり と音がしたので床に落ちたものと思い拾おうとしたら床には見あたらない。
いつからかそこにずっといるかえるさんなので、たまにぞうきんをかけたりする時に、「かえるさん、ちょっとごめんね。」と声をかけたりしてる愛着の湧いている大事なかえるさんなのだ(浮かぶお顔はもちろんかえるさん)。
あれ?どこだ。
そこにあるモップやら簡単床掃除道具やらをどかし、脱衣かごになっている3段の物入れをずらしても見あたらない。そこにあるのは随分とたまり放題の埃だけだ。
ということで、ぷちぷちぷち・・・(たくさんのプチ)部分大掃除をした。床の埃を掃除機で吸い取り、露わになった壁をぞうきんで拭き、3段のかごの中身を取り出しかご部分を綺麗に拭いた。
果たして、一番下の段のバスマットやらとらの通院用の洗濯ネットを取り出した一番底にかえるさんはころんといた。
無事救い出して元の場所に収まってもらった。ああ、よかった。
 台座の上に収まったかえるさん



年末が近くなるとおじいは俄庭師になる。雑草担当は庭の左右半分ずつというふうに、暗黙の内に決まってしまったが、植木は全部おじいの担当なのだ。
少し前から、庭に脚立を置き庭木の剪定を始めている。夏過ぎからほかりっぱなしなので、私の大事にしているラベンダーの株、二株が雑草の中に埋まってしまっている。そこへむやみに脚立を置かれると、その株が脚立で踏まれてしまうおそれがあるので、今朝ラベンダーの周りだけ、雑草を抜いて、株の存在をアピールしてみた。
夏の終わりころから、その株は新しい葉をのばしていたのがかすかに見えていた。雑草を抜いてみると、大きい方の一株は全く葉をつけておらず、大きな茎が無惨な状態になっていた。
あれーー!なんか、可哀想なことになってる。
皮がぶかぶか浮いたり、少しめくれあがったりしていて、その皮のはがれたところにはカビが生えかけてるのか、小さな虫がささっと這ってるのか、とにかくちゃんと生きているようには見えない。
なんとか息を吹き返して欲しいと、茎を撫でてみたがさすがに植物とはなかなか意志の疎通が出来ないので、”虫と病気にカダンセーフ”を噴霧しておいた。何とかたすけたいが、間に合ったのだろうか。

救う 救いたい 救う時 救えれば 嬉しいな だな。(何活用だ?)

*1:いつ誰が買った物でどうしてここにあるのかさっぱり覚えていない