能力が落ちてる。

昨日図書館で調べ物をしていて感じたのは書籍で何かを調べる能力が低下してるということ。
最近はずっとグーグルとウィキに頼っていたから、キーワードを入れて、ダイレクトに返してくれる情報を斜め読みするということが調べる、ということになっていて、自分が何を調べたいのかを正確に認識する能力や、情報の取捨選択能力、膨大な情報の中から必要なものを的確に取り出す能力、大量の活字の中から必要キーワードをすばやく見つけ出す能力等々が大分なくなってるなーというのを切々と感じつつ調べてたので、何の虫かわかんないってのは調べ物がめんどいし、時間かかるし、眠くなるという負の効果のせいであんまうまく調べられなかったというのも実はあります。
紙面上にある情報が全部デジタル化されているのならばネット検索能力さえあればいいわけだし、今のままでいいのだけれど、いかんせん現状今日ではまだアナログ情報のほうがデジタル化されている情報よりもずっと多いわけで、その状況が逆転するまでは紙面上の情報を的確に手に入れるための能力は必要とされるのであるから、そんな能力低下を感じて嘆いてる暇あったら図書館にいって調べろって事ですね。
図書館で調べ物するのは好きだけれど、そんなめんどいことは趣味のレベルでいいし、利便性の向上の面では全世界の中に眠っている莫大な活字たちが早く全部デジタル化されればいいな、と思う。本だと場所とるし。