調べてみた。

1ヶ月近く延滞している本を返しに行くついでに例の虫のことが分からんものかと府立の図書館でちょっと調べてみた。
で、結果を先に言うと正体は分かりませんでした。ごめんなさい。
とりあえず膜翅目(アリとかハチとか)、双翅目(ハエとかカとか)、半翅目(カメムシとかセミとか)の内のどれかという大まかなくくりは分かるんですが、そんなんは調べてみる前から分かっているよ!ということしか分かりませんでした。
昆虫は習性からではなく形態から仲間わけを行うものらしくて、形態資料が微妙にぶれてる一枚の写真しかないと素人にはかなり同定が難しくなってしまいます。
写真から判断できる、
・触角が長い
・腹と背の間に大きなくびれがある
・全身は黒色で斑点等は見当たらない
という点からの同定を目指したのですが、膜翅目と双翅目の大きな違いは翅の枚数ということもあり、最大の判断箇所である翅の枚数がわからないことには、目(もく)の範囲を狭めることも出来なくてとてもじゃない寮の中から判断しなきゃいけなくなってしまいちょっと無理そうでした。
図鑑を眺めていて似てる!ていうのはあるのですが、「斑点がない」「全身黒」というところで条件に合わなくなるものが大抵で後は体長とかが違っていたりしてどんぴしゃりなものがありません。
あと、虫の大きな特徴で重要な判断材料の複眼と脚も、写真からはあまりよく分からなくて使えないのも同定が難しくなる要因の一つになっています。複眼の形が分かれば大きなヒントになるんですけれどね。
ということで無理でした。ぐすん。暇だったらがっこの図書館で調べてみます。バイト5連勤が終わったからひまになるといいなー、ひまだろうけれどなー。


ちなみに、調べててへぇ、と思ったことがいくつかあったので書いてみる。常識なのかなー。
・ハエとカとアブは仲間(同じ双翅目)。
セミカメムシは仲間(同じ半翅目)。
セミの雌は鳴かない(鳴くのはオスの求愛行動のため)。
・ハエでもハチそっくりなのもいるし、ハチでもハエみたいなやつがいる。違いは翅の枚数。