メランコリック マンデー

今日は一日気がつくとため息をついていた。なんでか全然理由が分からないけれど、今日一日で何度ため息をついたのかわからない。

昨日は東京へごろうちゃんの舞台を見に行ったし、その帰りには久しぶりに会ったkさんと娘と、飲んでしゃべってしゃべって飲んでとっても楽しい一時を過ごした。悲しいかな日帰り予定なので、いつまでもいつまでもしゃべってるわけにはいかなくて、そこそこの時間でお別れしなきゃいけなかったのが残念ではあったけど、またスマコンで会おうねと、約束して(したよね)渋谷の駅前で別れた。

ごろうちゃんの舞台は、よくわかんない世界だなってのと、こりゃ一回見ただけじゃわかんないわってのと、ものすごく間近でみたごろちゃんがかっこよかったなーってのと、ごろちゃんはあまりにもごろちゃんなんだけど、ちゃんとニックでもあって、不思議な空気を纏った役者さんなんだなって感じた。それは下宿人の時もそう思ったんだけど、ごろちゃんはごろちゃんでありながらどんな役にでもなれてしまうのかもしれないな、なんて。そんなにたくさんの舞台を観た事ない私が言うのもなんなんだけどさ。

イムリーな事に今日の毎日夕刊に劇評が載っていた(今度の荷物で娘には送ってやろう)。概ね好印象のようで、ごろちゃんに関しては、

稲垣も揺れる心をうまく表現している

と書いてある。ごろちゃんのはそのまますんなり受け入れられるのに、なんで剛のはムキになったりするんだろうな私は。かわいさ余ってってヤツかも知れないな。

家までのタクシー代に少し小銭が足りないって言ったら、運転手さんが負けてくれた。驚きだ。そんな事を言ってくれた運転手さんに会った事がないので、一万円札とあわふたしてありったけの小銭を置いて、おつりの千円札を数枚を貰った(いつものように酔っぱらいなのではっきり覚えていない)。なんだか申し訳なくて鞄の中をがざがさやって、封の切ってないのど飴をむりやり渡して、嬉しい気持ちでタクシーを見送った。

家へ入ってみてがっくり。私がお出かけだったから仕方ないけれど、父の日なので義弟家族がおじいに顔を見せに来ていて、嵐のように帰った!という有様だった。散らかし放題のままではなく、ある程度片づけられてはいたけれど、どこかなにか雑然としていて、せっかくの幸せ気分が一気にしぼんでしまった。
ぶちぶち文句を言い出したらなんだか余計に腹が立ってしまって、ひとりでプリプリしながら片づけをして寝た。

とっても楽しい日曜日だった。一日の締めがダメダメだったけど、楽しい一日だった。

一夜明けてどうしてだかメランコリックな私で、新聞記事を読んで普段ならそんな気持ちにはならないような記事でも、なんだかじんわり涙がにじんだりした。

夜になって、やっと普段の気持ちに戻りかけたところで、気持ちの悪いくさなぎにーにょを見てワハワハ笑ってたらもうすっかりいつものばか笑いできる私に戻った。

えらいぞバックアップ機能。てなことで、私の書き込みもふっかーつ!