知ってみる。

「世界がもっと知るべき10のニュース」国連が発表
国連は15日、2006年版「世界がもっと知るべき10のニュース」を発表した。報道機関の関心が薄れたことなどから、国際社会で忘れられていると注意を促している。10のニュースは次の通り。
 ▽内戦で荒廃したリベリアの復興
 ▽不法移民対策強化のあおりを受ける難民・亡命希望者
 ▽コンゴ(旧ザイール)の人道状況
 ▽紛争の犠牲となっているネパールの子どもたち
 ▽治安悪化で後手に回るソマリアの干ばつ対策
 ▽忘れられた多数の難民
 ▽パキスタン地震の復興
 ▽不法に拘束される子どもたち
 ▽水をめぐる紛争と協力
 ▽和平プロセスが停滞するコートジボワール(共同)

知っとくといい、のかなあ。

とりあえず知ることは重要だと思う。でもいつも疑問なのは「知ることが重要だ」はどこまで本当なのか?と言うこと。確かに知らなければ行動は始められないけれどしかし知ってさえいればいいみたいな雰囲気もなんだか感じてしまうからおかしいなと思う。だから討論番組が嫌い。あれは専門家が状況を伝えるんじゃなくてとりあえずその場で問題を議論するだけで解決策を積極的に見出そうとするわけでもなく根本原因を追究しようとするわけでもなくただ単純に弁論を楽しんでいる(詭弁家と言う意味を含めた)ソフィストたちがいるだけなのだから。別に全部が全部そうではないですが、基本田原がしゃしゃり出てくるのは嫌い。


ちなみに今私が知るべき問題だと思っているのが世界最悪の人道危機といわれているダルフール危機。
私がこの問題を知ったのは台湾から帰るときの飛行機の中で読んだ産経新聞の小さな記事。それは小泉総理がアフリカ各国に日本の国連安保理常任理事国入りの協力を要制するための外交カードとして包括的なアフリカ支援策を表明した、という記事ですがその中にあった『「世界最悪の人道危機」といわれるスーダン西部のダルフール紛争』という一行が気になってそこを写真にとって家かえってから調べてみたんですがこれはひどい。ちょうどの機会なので書いてみる。以下知るためのリンク。もしよかったら覗いてみてください。
ちなみに上の記事のリンク
ダルフール危機・Wikipedia
世界最悪の人道危機とは(Sudan)・Charlie's マイペース雑記
スーダン・ダルフール州の民族浄化・極東ブログ
スーダン・ダルフール虐殺問題と日本、そして日本のブロガー・極東ブログ
スーダン・ダルフール危機情報wiki

こういうのを読んでやっぱり思ったんです。知るだけでいいのかなって。でも行動するほどの気力がない。いらいらする。とりあえずリンク張ってみる、上記のCharlie's マイペース雑記さんの記事の中にあったhttp://passionofthepresent.org/に。
私はこういうネット上でリンク張ってヒット数上げて〜みたいな運動は基本したくない。そのことに関して私の見方がある一方向からの視点が確立されてしまうのに、もしその運動が自分の意思にそぐわない事をしていた場合、そういった視点も含まれてしまうのがいやだから。
でも今回ばかりは何もしないのはちょっといやです。これくらいならできるから。
だけどこれは私だけが書いているものではないのでははがちょっと違う、と思ったら遠慮なく削除してください。すみません。