フラストレーション・イン・マイ・ブレインー♪

ということでみやこおんがくさい*1に行ってきました。バイト後に本を読みながら風呂に入っていたら寝てしまっていて参加できたのはフジファブリックからでした。
感想。
フジファブリックは想像より小奇麗にまとまってました。まとまりすぎていてもう少しこちらに訴えてくるものがあればなぁ、という気持ちになりました。
聞いたことがない曲が結構あって、それはたぶん最新アルバムの中の曲だったんでしょうが、すこしノスタルジックな雰囲気はどこ行ったのという真っ向サブカルシャレ系(簡単に言うとアジカン的な、ありがちな、ということ。ちょっと前からの私の好きじゃないアジカンみたく)ロックになってしまっていて悲しくなりました。あの少々くせのある感じが好きだったのに、という感じです。
聞いたことのある曲のときは自分の中で盛り上がって、本人たちも楽しげに見えてあー、こっちの感じのほうがいいのじゃないかな、なんて思ってしまったひとときでした。でも、好きです。
スペシャルゲストの向井周徳(元ナンバーガール、現ZAZENBOYS)はアコギ一本(たぶん後ろで音は入っていたとは思うけれど)で歌う。
いやー、さすがにすごい。全然知らない人で曲聞いたこともないし、名前を聞いたことある程度だったけれど、そんなことはやはり関係ないのですね。生の音を聞いてどう思うかなにを感じるかですね。
どうすごいかというと、アコギの音と歌声だけであんなにメロウな曲を歌って人を引き込むことができるのだからすごいのです。ナンバガフィッシュマンズは聞くの避けてたけど聞いてみようかなぁ。でもなんだかいやだなぁやっぱり。
そしてくるり。うん、よかった。知らない曲がほとんどだったけれどよかった。楽しかった。でもやっぱりワールズエンドスーパーノヴァやってほしかったな、一番思い入れのある曲だから。それにしてもドラムの人がすごかった。ドカドカドカドカガッシャーン、ジャジャジャジャジャ、ドドドドと勢いが伝わらないけれど怒涛の叩きっぷりでしたよ。クリフ君というらしい。
と、なんだかやっぱり3000円は安いものでした。でもスタッフで入れたげたのに、と何人かに言われた後だともったいない気がしてしまうのは貧乏人の性ですね。かなしやかなしや。
いや、いろいろと人生を学生を楽しもうという気になりました。でも、私は音楽を過剰摂取することなく生きていける気がする。音楽って入り口が敷居がまったく高くないからはまりやすいけれど私ははまりきれないなぁ、やっぱり。

*1:キーワードリンクよけにひらがなです。実はこのキーワードでめぐっていたら偶然にサークルの先輩の日記に遭遇してしまったものですから逆のことが起こりえたらいやだな、と思って。