ひとこと

どっちもしみじみ なはずなのに 青封筒で慌ただしい気持ちだよ


娘がお世話になった町に、ちゃんとお別れを言って、汽車に乗って、しばらく景色が変わらない白山連邦を見ながら、もうこうやってお山を見ながら汽車にのることはないだろうなあって、しみじみしてるうちに、お山の景色が見慣れた高さになってきて、ああ、ほんとうにさようならなのだなぁって家へ帰って来たのよ。

で、青封筒が届き始めてるって聞いたのに、家へはなかなか届かなくてわたわた気分になってしまったら、しみじみなお別れもずっとずっと好きでいたすまたちを最初からしみじみ楽しむつもりだったのが、落ち着かない気分になったことだよ だす。