いろいろ

ほんとに時の過ぎるのって早くて驚いちゃうわ。

ちょっとだけ期待していった舞台の剛は、肩すかしを食らってしまいました。
”腹に魔物”の剛には会えないかもねぇって、そこそこ想像しておったのが、その通りだったのがそれほどがっかりでもなかったりして。
休憩のときに、舞台の出来が良かったら買おうと思ってたパンフも買いませんでした。
最近映画パンフも買わないことが多いけど、舞台で買わなかったのは初めてであります。
両国の気持ちを繋ぐ、そんな風にはとても感じられませんでしたのさ。
私が育った近所にも、この近所にも、たくさんの韓国人の方々がいます。
そして大工の棟梁だったおじいは、絶対にその方々の仕事は引き受けないって言ってました。
なんとなれば、難癖つけて絶対に工賃を頂けないからであります。ま、ただ働きってことです。
その人にお金がないからではありません。そういう性質なのです。

お国とかではなく、その人となりなのでしょうが。

つまりは、ムカムカしながら観てたんです。
植民地だった経緯とか実態って本当はどうだったなんてよくは分からないじゃない。
それこそ人となりであって、いい人も悪い人もどちらにもいるだろうし、日本人の描き方がとても作為的(はんにちきょういくってやつ?)なのが、鼻について。
白磁だって経由地なのであって、あの舞台だけだと、そこで生みだしたもののような書き方してるし、とか。


ま、そこのとこは置いておいて、演劇として楽しもうって思い直した後半はよかった。
韓国の役者さんも皆さん良かったし、じゃにっことかがわさんのもつれてしまった親子の心情をぶつけ合うところは、すごくよく感情がのっていて、胸に迫るものがあった。

って、下書きのつもりだったのに、さらしてしまってたわけだわね。

自分でみてびっくり・・・。


で、いよいよ今年もあと一月ってところで喪中はがきが届き始めて、ご高齢の親御さんを亡くされた方々と、どんどん痴呆が進んでいく母を思う。
ホームの人も驚くほどの早さで物事を忘れていく。頭の中が混乱してって本人が不安定になる事も度々。
これまでの母とのいきさつはとりあえず置いておいて(とおやじが強く言うので)、ときどき施設周りをお散歩して途中でお菓子付き抹茶で一服して、これという話しもせず二人でぼやーっと一緒に過ごす時間を持つようにしている。
お茶が美味しいので、その時の母は至極ご満悦な様子。その度忘れてしまっても、また初めてのようにお出かけすればいいことなのだから、と気持ちを変えたら、私も楽になって、意地を張らずに母に会いに行けるようになった。
そいで驚いてるんだけど、入所した当初は真っ白だった頭髪が、ここのところ驚くほど黒くなっていて、白いより黒い方が断然多くなっている。
混乱しつつも生活が安定して、一人暮らしのような心配事がなくなったからじゃない?って、おもしろがってたりしている。

気持ちがずれまくって収集のつかない状態でますます関係が悪化の一途をたどっている妹とは、もしかしたらもう関係修復は無理かもしれない。
母が自分の姉妹たちと絶縁状態にしてしまったのと同じ事を妹はしている。お互いに妥協して歩み寄るって、なんでできないかなぁ?

めぐるめぐるめぐるいんがはいとぐるま か。今、ここで糸車の糸はぷっつり切っておきましょう。


で、アニキに会ってきました。
なんでかおやじはたまたま観たSP?が良かったので、任きょうへるぱーは観に行くって決めてて、一緒に観るのはいやだなぁ、だって思いっきりでれでれ出来ないんだもんって思ってたけど、懸命に嫌がるのも反って変なので、一緒に観てきました。
飴ちゃん袋に入ってたモンスタシールをみてた私をみて”なににやにや嬉しい顔しとるや”って突っ込むおやじなのでしたが、ちょっとだけ隣を気にしながら、ほーーーっアニキちょーかっこええーーー!!って、暗闇に乗じて惚れ惚れしてみてました。
ヘルパー部分に関しては、突っ込みどころ満載でしたが、つよちゃんのアニキっぷりを愛でるスクリーンなのだと、それを十分に堪能してきたのでありました。

もうすぐライブDVDも届くし、毎日くらいにすまの誰かに会えるし、寒くて気ぜわしいですが、札幌を励みにして頑張る所存でございます、ってか。