すっきりしないけど区切り

息子の卒業式を見て(って多分入学式と同じようにモニター越しだっただろうけど)、これで子供の学生生活を見守る母も卒業するんだって寂しいけど楽しみしていた。

日本中がとんでもない悲しみとやりきれなさに包まれてしまうような大災害と原発事故なんて思っても見なかったことが起こって、息子の最後の卒業式も取りやめになってしまって、上京することもなくなってしまった。

先週末少しだけ息子が学位記をもって帰って来ていたが、すぐに東京へ戻って行ってしまって、ほんとうにこれで卒業してしまったんだと、すんごく寂しくなったまま三月も今日で終わり。
娘の時は着物を着るから手伝うって、理由にならない理由をこじつけて二回も卒業式のために京都へ行ったのに、息子の最後の卒業式を体験できなかったんで、なんとなくすっきり区切りがついてない気がしてた。
でも、明日からは4月で、息子も会社員として社会の中へ入っていく。
なので、区切りだよってここへも書いておきたくなったんで、ちょっと更新。

娘も明日から10日ほどお仕事で宮城県入りするらしい。またまたいろんな事を体験するだろうし、試練なのかもしれんけど、がんばりすぎないようにきちんとおつとめしてねって、子供たちをおもう母なのであります。

ずっとずっと同じ形でいられるものはないから それに併せて悲しかったり楽しかったり

つよちゃんも言ってるし あけない夜はないし 冬の次には必ず春がくるんだし

堅かった桜のつぼみもずいぶんふくらんでやっと春が来るよってほんのり心が和らいだりする弥生の晦 だす。