泣けた泣けた

ごろちゃんのように一人で観ていたら、わーんわーーん泣いてたと思う。
きむらさんがあちこちで言っていた”戦争なんて本当にばかげたこと。絶対にしちゃいけない”って、本当にそう思える映画だった。

ヤマト世代ではないつもりだったのだけど、ぐってみたら結構どんぴしゃで。
でも私は嵌ってなくて、主題歌はよーく知っていたけれど、内容はほとんど知らなくて、じゃ、いったい私は何に興味があった高1だったのだろうとぐってみれば、たぶんヤマトより甲子園野球だったし、”やーまーとー”より”もーえよどらごんずー”だったし、それより”あのねのね”がだーーーい好きで、毎日おーるないとにっぽんを聞いていたと思う。

なので、アニメと設定が違うとか、そんなことは全然気にならなくて、2時間ちょいにちゃんと収まっていて、ストーリーも無理がなくて、そこそこはらはらどきどきアドベンチャーも楽しめたし、きむらさんの無駄なちゅーとかそんなときにそんなこと!ってのもぜーんぶ楽しめたし、なによりきむらさんがめちゃめちゃきれいでかっこええので、ほぉーーーっと見ほれておったりして、とっても楽しめた映画でありました。

途中、ぐっと感情がわいて泣けてきてしまったのは、攻撃された戦闘機乗りが敬礼をして落ちていったり、艦を救うために仲間を見殺しにしなきゃいけなかったり、大きな大勢の命を救うために自分の命を惜しむことなく我が身を投げ出したり、そんなところで、深夜時々観たり聞いたりしてしまった戦争映像と重なってしまったから。
あれは65年前にこの国で本当に現実に起こっていたことだったから。どういう言葉でこの気持ちを表したらいいかって、それはきむらさんがあちこちでいっていた、戦争なんて絶対にしちゃいけないって、それなんだろうなぁって、鼻をすすりながら出てきたら、後ろでも鼻をすすってるアニヲタ風の若おやじとかウチらくらいからちょい上のおじさんがいた。

ま、私が号泣しそうになったのは、たくやがーーーー、そんなことしたらたくやがーーー!って、きむらさんの映像を見てはじめて現実と映像がごちゃ混ぜになってしまって、だめーーーー!って叫びたくなって、それはやっぱりきむらさんが好きなすまふぁんなのだから かな。

で、すまふぁんとして毎年地団駄ふんでおった年末に、うまいこと上京できることになって、時間があればなんとかすまショ内へ入れるようにともくろんでおります。

主目的はこれで演奏する息子を見にいくってことなんですけどね。
いつもは見に来て欲しくなさそうなこと言ってた息子が、珍しく来て欲しそうだったのでおやじに訴えていくことにしたんで、師走のこの時期に出かけられることにあいなりました とさ。


なんか、文章所々変なのは、やまこのドラマを聞きながらのせいなのであります。あしからず。