さらば愛しの京都。

むすめです。この場ではお久しぶりですね。

3月29日は全国的に寒波が押し寄せたようで、京都も例に漏れず2月上旬並みの寒さとなりました。
最後の別れをかねて花見をしようと友達同士で集まったのですが、気づくと外は吹雪となっておりとても外に入られない気候となり、それぞれが用があることもあり早々と解散してしまいました。

そのあと吹雪の中、「まさか最後の最後に雪の京都をみれるとは」と寒さに凍えながら感慨にふけりつつ北野天満宮に挨拶に行き。

そして京都最後の夜は雪のおかげかとても静かで、それはまるで私に京都の観光地としての顔とは違う、舞子はんの白塗りの下の素顔を餞別として見せてくれたようでありがたいものだと思って街を歩いていました。寒かったけど。

雪に煙る京都そして大文字。わかりづらいですが「雪月花」でございます。


よきまちでした。大学院に入ったこの2年間は本当に、京都が好きになった気もします。腰を据えて暮らして街として京都をみたからかな。
また次ぎいくときはちょっと訳知りな観光客としていきます。その日を楽しみに。



さて、ははへ。
いろいろとお世話になりました。何か移転だかって思ったこともあったし、しんどい時期はこの日記が心の支えになったときもありました。
途中から書き込まなくなってしまって申し訳ない。めんどくさがりのせいでした。いろいろ書きたいことはあったのに。

これからは学生じゃないですけど、社会人になってもあなたの娘であることは変わりません。
ちょっと疲れたときに帰って行けるホームとしていてくれると大変助かってうれしいです。
その分、私もあなたの一つのよりどころとなれたら、と思います。
まだまだ独り立ちするには足りないところもいっぱいあるけど、とりあえずはがんばっていこうと思ってます。
陰ながらのいろんな人の支えがあることを感じながら


また、かえります。
いままでありがとう。
これからもよろしくね。

むすめ