ドキッとするから

さあ、そろそろPCを閉じて一年くらい前のスマスマをみて処分しよかいねぇ。今日も別になにもなかったわねぇなんて思ってたらおじいの部屋のふすまが開いてトイレへ。
ま、これはいつものこと。なのに、そのまま部屋へ戻らず私の後ろで物音が。
台所で、さっき洗ってまだ乾燥機の中にある茶碗をカチャカチャ探している。
振り返ると、茶碗とお箸を持って炊飯のセットもしてないお釜の前にいる。

ああ。まただ。この間もあったことだが、夕方から一寝入りしてぼんやり目が覚めたんで、朝だと勘違いをしてご飯を食べようとしてる。

いよいよぼけがきたか!とドキッとするからやめてくれ。

”まだ10時やに。”というと、”当たり前やがや。”と返事がくる。

まだ、あたまの中は寝てるらしい。

なんとなく納得いかんが、嫁がなにやら怒ったような口ぶりなんで、部屋へ戻った方がよかろうって感じで戻っていった。


んんーー。頼むからぼけんでくれ。あたしゃ面倒みきれんから。
それよりおじい本人がそんなこと自分自身で許せんと思うだろうから。


神さま神さまお願い。おじいが平穏なままでいられるようにしてください。

そんなドキッとした夜なのでありました。