漫画は文化かな。

先週末、東京に行ったあたりから体調が優れないです。日曜日は今学校で飼っているねずみの世話をした後、どうも疲れているので実験は止めて、ずっと行こう行こう思ってた京都国際マンガミュージアムに行ってきました。
一日500円でマンガ読み放題。古いものから最新のものまで結構そろっています。私はエスパー魔美まんが道をひたすらよんでました。昔歯医者さんの待合室で読んでた「八神くんの家庭の事情」とかもあったし、20世紀少年、最近研究室ではやってたナルトなんかもあります。だから少年少女もいっぱいいるし、大学生、社会人風もいます。おじさんおばさんは少ないかな。
館内のどこで漫画を読んでもいいので、机に向かってる人、床に座ってる人、外の芝生に寝転がりながらよんでる人、色々でした。芝生に転がって読むのは気持ちがよさそうでおすすめなきがする。開放的なマンガ喫茶ってないので新鮮だし、気分がいいです。
あと、やたらと国際色が強いのも特徴。いろんな国の人がいますし(外国人の観光客団体とかも多い)、海外の著名な作家作品(日本が主催してるマンガコンテストの入賞作品とか)がおいてあったりします。
マンガの量自体は余り多くありませんが、読むには十分多いので心配後無用。一日楽しめます。
ちょっと変わった京都観光がしたい方にはぜひ行ってみていただきたい。廃校になった小学校を改装しているので資料館的な要素もあります。


一時期ローゼン麻生と呼ばれてた麻生首相が何億もかけてお台場にマンガミュージアムを作ろうとしていますが、そこかしこで「国営のマンガ喫茶を作ってどうする」「資料館なら国会図書館で十分じゃないか」という批判を浴びてますね。まあ、税金の使い道をあんまり気にしてない一学生としてはそれもいい観光資源&資料館じゃないのかな、とも思うんですけどね。マンガなんて気軽に読めないと意味ないですから。
あ、でも、「作家にきちんとお金が入るようにして欲しい。マンガ喫茶じゃ著作権料は無視されているから、そんな作家無視の方法を国が先導しないで欲しい」という意見はよくよく考えなければならないと思いますけどね。
著作権て難しいですね。