一年ぶり

毎年9月に入ったところで行く事になってる健康診断に行ってきた。
年齢はばらばらな3人のおばさん。
行ってみて初めて知った検診内容の変更に驚く。乳がん検診が二年おきになった去年の驚きよりさらにびっくりした。
まず健保の種類で受けられる検診の種類が違う。
昨年までは基本健康診査って項目で健保の種類に関係なく、指定医療機関であれば、身体測定はもちろんの事、尿検査、血液検査、内診、触診、問診、心電図(簡易だと思う)、眼底検査まで受けられた。
今年は全然違っていた。
まず国保と社保で振り分けられた。
私ともう一人は自営業の国保加入であるため、昨年までの基本健康診査の代わりになる市国保特定健康診査を受けられるが、社保加入のもう一人は(旦那さんが教員)一緒の検診が受けられないと、窓口で知らされる。どうやら社保は社保で指定医療機関があるらしい。
で、その内容も減っている。心電図、眼底検査はやらない事になったという。
問診の際に、先生に質問してみた。
「や、高血圧とか糖尿とか怪しい症状があればなんでもやるよ。」とおっしゃる。きっとそれは先生の良心なんだろうと察する。

今年のおやじの歯医者通い以外、ありがたい事にほとんどお世話にならない国保。相互扶助で毎月介護保険料も含め数万円の保険料を納めている。
今日は確かに子宮がん検診の700円を支払ってきただけだ(社保の友人は倍の1400円)。

あの姥すて山のようなじじばば医療制度。それより以前にあった弱い人は案外強いかも知れないじゃん、だからもうあんまり助けられないから自分で自分の事はやってねーな医療制度。
それなのにホントは食べられないはずのものがたっっくさんの人の胃袋へ収まってしまってる。

なんだんだろうね、この国は。税金や年金や保険料の納めがいがないったらありゃしねー、ってね思ったのだった。

がん検診の結果は来週、血液の方は2週間後に出てるからまたその時ねって。

でも私たちの主目的はその後のランチだったりもするわけで。
お陰様で今まで3人とも貧血やら肥満やらの注意を受けた事はあっても、深刻な事態には至っていないのがありがたい。

乳がんとマンモの検査は今年は奇数年生まれの番なので、国保組が二人でまた改めて行くのである。
これがまたスマコンの日程の合間を縫ってなんでにんともかんともな気持ちもあったり ね。


で、一年のブランクもなく(って一年あわないのは私だけなのだけど)楽しいランチをして家へ帰ってきた。




で、これからはまた結局、やっぱり先人の言葉はすごいよねな”犬もくわねーよ!!”な話しなので、
朝出かける時は昨日まで同じように体中からぷりぷり光線を放出しまくりだったおやじ。
それが、検診から帰ってきてトイレに入っていたら、外の様子がなんだか違う。
私が家へ戻る坂を上っている時には、おやじが塾のPC前にいたことは目視できていた。いつもの光景よねと私は家へはいり、きれいに片付けられていた昼食後の食器を再確認して(汚れが残ってる事がままありなので)乾燥機のスイッチを入れてトイレに入った。しばらくしたら、おやじのどかどか足音が聞こえる。
ああ、また用事を済ませたらあっという間に出て行くんだろうと踏んでいたら、あにはからんやいつまでも家の中であちこちしてる。
おや?おかしいぞ。なにか雰囲気が違うんでないかーい。
下手にこっちから関わるとまた返り討ちにあうだろうから、トイレを出て二階の軒下に干してある洗濯物を入れに行った。

階段を上る足音がする?おかしい。やっぱりなにか変わってる。ここ二日全く接触しようとしなかったおやじがなにやら言葉を発している。

それを無下にするのは得策ではない事はわかっている。が、そういう時に素直になりきれない私は反発するように返事をして、25日分はもう手元になく、木曜から出かける事は止めたと言った。

「なんでそんな勝手な事するや!バイト頼んだやろう。」
「あんな捨て台詞はかれて、ああ、そうですかって出かけられるわけないがね!」
「いきゃいいがや!行けんかったって当たられるよりよっぽどいいわ!」
「あたらへんわ!べそべそするはするけど。」
「もう、お前には近づかんでな。とばっちりはごめんだ。」
・・・・てな具合のやりとりがありおやじは塾へ行った。
数十分後、また家へ戻ってきた。
「なんや、当たり前やがや。止めるって、当たり前の事をしただけやないか。」
「そうだかね。それをなんで文句言われないかんかわからん。」
・・・と、さらにわけのわからんやりとりの果て、
「分かった。25日を諦めた分で、オーラス行け!」
「いかへんていっとるがね。」
「そんなもん、オーラスだで行く価値があるんだがや!松井だってでれるかどうか分からん試合にでも毎回球場へ行っとるんや。今年でヤンキース球場がなくるで、最後の試合の一打席にでも立てれるかもしれんで球場へ出かけると思う気持ちと一緒やろ。来年からあるかどうか分からんライブなら行かないかんに決まっとるがや。あーなんで俺はこう甘いんやろう。」

ん?なんだ?急転直下、どうなったんだ?

つまりは結局誕生日祝いをかねて札幌へ行け。とにかくそうしろ、と言う事らしい。
でも私のせいで木曜参加できなくなった娘と一緒に行けないのならそれは嫌だ。だいたい飛行機だってホテルだってもう出遅れてる。
そんなものは何とか出来るだろうから、とにかくやってみろ!ってな話しになった。

んーーー。私はやっぱり大事にされてるのか。

だははははーーー。ここまで読んでくだった方は一気に脱力ですよね。


すいません(おでこに擦り傷が出来るくらい平身低頭しております)。

明日か明後日にこっちの友人に会いがてら帰省する娘とまた相談の上今後の事は決めるのであります。

なんか、ホントにすいません、すいません、すいません。

あっきれけーっちまってつきあってらんねーよ!とか思われるのは重々承知です。
ですが、ですが、私をご存じの皆様、どうぞ、どうぞこれからも長ーーーーーーーーーーいお付き合いをよろしくお願いいたします。