祈る

変な時間に目が覚めてNHKTVの番組をラジオで聴いたりしている。ここのところは戦争番組が多い。
ヒロシマの日は深い時間に生放送でお手紙を宛てるという形式の、あの日に亡くなってしまった同級生や家族への思いを綴ったものを夜中に聞いていた。それを聞いた今の若い人たちからの返信もあったり。

今日もオリンピックをみるつもりでテレビをつけっぱなしにして、あっと気づいてNHKにチャンネルを合わせた。
どうか平和な世の中であって欲しいと今日は一緒に黙祷をした。

直接自分と関係ない黙祷ってものを意識したのはいつだったかというと、やっぱりテレビで甲子園をみていた8月15日だったと思う。
試合を中断して正午にサイレンに併せてグランドで帽子を取り頭を下げる選手と一緒にこっちでも目を閉じていた。
その時は、なんで?って思いもあったけれど、戦争を知らない私の心にもこうして残っているって事は、報道するって事は大事なんだと思う。ヒロシマの時は夕刊に載ってた小学生の平和宣言を読んで泣けてしまった。今日は市長のはっきりと言い切った平和宣言に心を合わせた。

で昨夜の開会式セレモニーだ。とってもきれいで迫力あるし見せ物としてはよくできてるなぁと思う。
でも、すっごくいやな気分にもなった。赤色が迫ってきてこわいよーって思う。

最近はいろんな事を祈ってる。いろんなとこへ届けばいいなぁ(私欲だけのも含めて)。