イブの満月

今年最後の英語の日がクリスマスイブと重なった。クリスマスらしくちょっとだけカードゲームの時間などを増やして、楽しく終わった。
塾から家へ戻る時、東の空を何気なく見た。
おおおおお!なんと大きな満月!西の空に沈む夕日のようにでかくてあかるくてまんまるで驚いた。
大きく見える時にありがちの橙色と赤と混じったような妖気漂う色ではなく、すんだ明るい黄色なのでとても嬉しくなって、すぐに夕飯の支度に取りかからなきゃいけないのをほっぽといてデジカメを取りに戻って撮った写真。

大きさが伝わらないよねぇ。

おじいと二人でのいつもの無口な食卓で、世の中のクリスマスの雰囲気とかけ離れてるわが家だ。
今日の毎日新聞の小さなコラムに、クリスマスイブの夜、ポーランドの家庭では聖餐の小さなパンをつまんで相手の幸せを祈る言葉を伝え合うと書いてあった。

静かな夕食の後、ケーキやさんでハードなお仕事をしてる娘やサークルのスキー合宿に行ってる息子の無事と幸せを祈ってつぶやいてみた。ま、パンじゃなくて自分用にポチっとしたロイズのシュトーレンをつまんでだけどね。


明るい大きなお月さんの光が私をそんなドリーマーにしたのかもしれない。


サンタさんは来ないけど 満月の光が嬉しい気分の 静かなイブ  てか。