言い訳を聞く

待っていても埒あかないのでやっぱりこっちから保険料課に電話をかける。
返事を待っていたのにすっぽかされたとの訴えには、なんだかてきとーにあやまっとけってな風なかんじの返され方には、さすがお役所って呆れた。
ま、おおらかな私はそれをさらっと流し、もう一度なんで家に娘の所得確認のための書類が来たのか、理由を教えて欲しくて電話をしたのだと告げた。
先日のものがわかってなさそうなおやじとはうって変わって、私の言いたいことを即座に理解したようで、
学生だからと言って所得がないとは限らないし、扶養家族から外れていればその知らせがいくことになってるらしいことが判明。
だが、家は毎年確定申告もしていて扶養家族を外したりとかしていないし、この数年なにも状況が変わっていないのに、いきなりこの書類が届くのが腑に落ちないのだ、と伝える。
ですが、納税の方からの知らせがそうなっているから書類を送付したというので、絶対そんなことはないというと、申告の方の書類を調べてもう一度連絡をくれることになった。
今度はすっぽかされることはないのですね、とイヤミの一言を付け加えることは忘れなかった(だって、私たちはちゃんとした納税者)。
電話を待つ間にこちらも申告書を確認する。娘の名前はきちんと扶養家族欄に記載されている。
ほどなく電話が入る。やはり役所の間違いだった。そんなものが家へ届くこと自体が間違いだったと言うわけだ。


で、その時の言いぐさ。
「何千件というデータを照らしあわせていたので、時間がなくて間違ったのかもしれません。三日間しかなかったもので・・・(わかってくれるよねな雰囲気たっぷり)」

そんなこたこっちのしったこっちゃねーぞ、とは思うが、そこはそれ、人がやることだ。間違いがあるのは仕方ない。問題はその後の対処の仕方だ。

最初のおっさんには、税金どろぼーと言いたくもなるが、2回目のおばさんの言い訳がましいところは目をつむるとして、そんな事もあるわねと上から目線ではあるが、何もなかったことにしてやろうって思うのである。

納税は国民の義務だということはわかっている。
多くの人からたんまり集めたお金を、大切に使わなきゃって思ってる人が、税金を使う方の人たちの中にどれだけいるんだろう。

上手い〆が浮かばないので今日はこれでお仕舞い。ああ、飲み過ぎかな。