って６にん？

バイト兄ちゃんが急に膝が外れたから（膝が外れるってどういう事？）運転出来なくなったとおやじから連絡が入り急遽生徒の送りをすることになった。
中井さんの声だけ聞きながら運転していたらうっかり降ろす場所を間違えたかと焦った。それをそのまま声にしたら、隣の中２男子が、
「なか　いくんって音痴なの？」という。以下はその時の会話。
「いや、音痴じゃないよ。ちゃんと音はとれるよ。たまに喉を詰めた声を出すけど、ホントは声はきれいだし、音程もちゃんと取れるよ。たまには下手だけど。」
「だって、お母さんがなか　いくんは音痴って言ってたよ。」
「や、一番歌下手は剛だよ。」
「だれ？」
「ほら、あの・・・ぽかりは（説明しにくい）・・・。あのありえーるって洗剤のCMやってる。」
「ああ、わかった。それなら知ってる。」
ほほん、つよちゃんは認知されてるのね。どうやらすまのメンバーらしいと気づいたようだ。
「で、き　むたくってやめてないの？」
「すまは解散なんかしないよ。」
「でさ、すまって６人？」
「（はぁ？後輩グループと同じだと思ってるのか？）や、最初は６人だったけど、今は５人だよ。」
「じゃ、後は誰？」
「ん？」
「な　かいでしょ。き　むたくと剛。で、後は？」
「ほら、（今ならタイムリーだろう）西遊記のごくうじゃん。か　とりしんごだよ。」
「ああ。ごくうならわかるけど、名前を聞いてもだれかわかんない。」
あ、そう。しんごちゃんの知名度は若者にあると思ってたんだけど、もっと若いお子たちに人気なのかしら？
「で、後は誰？」
ああ、がっくり。ごろちゃんは知られれてないんだ。
「い　ながきごろうだよ。」
「え、誰？」
あああああああ・ごろうちゃん。舞台を一ヶ月以上もつとめるごろうちゃん。
「ごろちゃん、知られてないんだ。ドラマとか最近やってないもんね。じゃ、ごろーずばーって知ってる？」
「ああ、なんか聞いたことあるかも。」
ああ、そう。

すまの時代は終わったか？
だとすればしめたもんだ。
が、それはあそこ（長者番付とかテレビの人たちの扱い方とか）まで登ってしまった人たちにはどうでもいいような底辺の出来事かもしれないと思うと、かなり虚しい。

それもこれもすまこんで会えるかどうかって事がとっっっても大事なことなのだけれど。

ホール会場で　すまこんなの　そんな未来はあり得ない？　　　

しめたもんだの気持ちの先は、そんな事態になっても私はすまふぁんをやめてないわよ　って事で。