復讐するは・・

お風呂掃除を夕方にして湯船の栓を抜いておき、11時ごろまでにお湯を入れる、は毎日お決まりの行動パターンになっている*1
湯船の穴から覗いてもその先は暗くて何も見えないが、排水路になっていてそのまま外の溝へ(この辺りはまだ下水道が完備されていない)繋がっていると思われる。
なので、出来れば遭遇したくない生き物は、この通路を使って風呂桶の中に進入してくるのだろう。
一昨日の夜のこと。
さぁお湯を張ろうと栓をしようとしたら、怪しい紐様のものがそこにへばりついている。ああ、KGBだ。しかも長い。伸ばせば30cmくらいはありそうだ。割り箸を持ってきて洗い場の排水溝近くへつまみ出し、殺菌消毒用石けん液を浴びせておく。湯温が下がらないようにギンギンのやつ(なんかシートみたいなやつ)を湯船に浮かべようとして、広げた。白いところになにやら焦げ茶の太い紐。ああ、ムカデだ。そっと、そのシートを洗い場へ出し、ポットの熱湯をコップに入れ寝ていたかのように体が脱力してる(ように見えた)ムカデに浴びせる。ちょっと体を縮めたがまだ息の根を止めてはいないようだ。もう一度たっぷり熱湯をかけておいた。

KGBは体の境が無くなってひとかたまりのとぐろになった。ムカデは縮んで動かなくなった。

翌日、同じようにお湯を張ろうとしたら蜘蛛(あれではない体の細いやつ)がいたので、手で払っておいた。
さていざお風呂へ入ろうとすると湯船に蜘蛛が巣をはってやんの。もう。ってことで、そいつはそっと手で包んで外へ出してやった。


今日。庭の木たちが元気でいるのを見るが楽しい。足下はさっぱりしたけど、頭がもさもさしてる檜葉のてっぺんを刈っていた。なにやら枝とは違う黄色やら緑やらの細い線が見える。ああ、毛虫だ。しかも一匹や二匹ではない。
毛虫がついてる小さな枝ごと切って集めて、近くの川へ流してやった。
最初はバケツに集めて水攻めにしてやろうかと思ったけど、やめて川流しにした。あれは何になったんだろうなと思いながらも、あの毛虫が全部もはもは毛の生えた数センチの太いやつになることを阻止したのはわが家の庭の平穏を保つ為には必要な事だった、はずだ。


HDDレコを電源長押しで強制終了させたのはお昼直前。華麗な最終回がまだレコの中にいるのをなんとしても救いたかったので、ドキドキしながら電源を入れてすぐに見るナビチェック。よかった。タイトルはそのまま残っている(笑の大学も移動に成功)。オンタイム時はよっぱだったので、もう一度きちんと見ながらCMカットをしていた。
鉄平さんがあまりにも悲しい最期を遂げたところで電話が鳴る。ああ。なんだって今なんだ。私になんぞ恨みでもあるのか。出てみれば、くだらない営業電話だ。あっという間に電話を切って万ぴょう家の悲しみの中に私も入っていった、と思ったらまた電話が鳴る。今度はおやじの親戚からお礼の電話だ。ぞんざいにも出来ないので、きちんと応対をしてテレビの前に戻った。


なんでこのタイミングで私の邪魔をするんだ。はたっ。毛虫か毛虫の復しゅうか。

復しゅうするは我にあり、か?  ってな感じで、ちょっとした天罰が下った私でした。


休肝日明けで母の日酒を飲む。やっぱり『生』だよ。味がずいぶん変わってる。きりっとしてさらに美味しくなってる。ありがとうね。


息子のはしか感染を心配している娘へ。
いつもの小児科の先生に電話をして聞いてみました。学校単位で抗体検査を始めているところがあるらしい。
それがないなら、個人で抗体検査をして貰って抗体が無かったら予防注射をしたらいいんじゃない?と言われました。そのまま息子に伝えました。その先の事はまだわかりません。

*1:寒い間おじいは入りたい時にお湯を入れてまた抜いておくという謎の行動をしている。夏はほとんどシャワーだけ