便乗して。

こないだとったその「ホフマンの森」の写真を。元はげ山で珪砂の産地ってのが判る気がする白い山。
ホフマン式工事の看板
白い道の急勾配
元はげ山という感じ
景色一望
遠くには名駅ツインタワー
うちの弁慶君
景色見てます
覗き込んでます
へたり込んだところに座る

ホフマン式工事とは、オーストリアのあたりから着たホフマンさんにここらの治山工事を頼んだときの工法らしく、木を植えたりコンクリで提体をつくったりして砂防するんじゃなくて最低限の工事(石造りの壁とか)を施して木々の自然侵入を待つ、という方法らしい(うろおぼえ)。
いろいろな利点欠点があるらしいのですが、学術的に重要な工法かつ非常に珍しいらしくこれを守っていかなければ!という運動がありなんか遊歩道などが整備されたらしいです。
で、なんでそんな運動があったのかというとこの地域一体を珪砂産地として掘ってしまおうという企業があってそこと森林を守りたい一部住民が争ったためです。で、その反対理由のひとつとして出してきたのです。
ちなみに珪砂産地として採掘されるとこんな感じになります。露天掘りです。鉄鉱石とは違います。
陶土珪砂採掘場
画像張りたかったけれど、jpegと書いてあるのにcgiだったので無理でした。

グーグルアースで見るとこんな感じ。
左側が採掘場、右側がホフマンの森。せまってます。
右下のほうの森の中の白いとこが写真とったとこです。
愛知県瀬戸市東印所町と検索するとでてきます。
企業としては掘んなきゃだめだし、住民としては森林があったほうがずっといいし、いろいろ大変です。むずいです。でも、掘った穴は産廃処理場として利用されることも多いのでこわいですね。
市長が珪砂関連企業の社長なので開発側に力あるのは間違いないでしょうのでそれはやです。中立の位置がいいですね。瀬戸はフェロシルトといい問題山積みです。むー。

参考:森を守ろう運動をしている(?)人らのHP
瀬戸市紺屋田・印所のホフマンの森を歩こう