ひとつ花がサイタ

息子を受験場の門で見送った後天神様に挨拶すべと湯島へ向かった。
さあ、今日もしっかり出来るようにと本殿の前に立ったところで携帯がなる。
おやじだ。今日発表分の連絡に違いない。慌てたはずんだ声が聞こえる。「合格だぞ!」よかった。ほんとによかった。センターがらみは全滅だったので、気が気じゃなかったもんね。第一志望ではないけれど、浪人はしないですむ。
このまま家の花たちのように次々とサイテいって欲しいものだ。
湯島の天神さまには、お願いと一先ずのお礼をした。前回のような事はしないで、千円から三千円でといわれたなんとか料を、
一枚しかありませんが、と千円納めて合格お礼絵馬のだるまに目を入れてきた。だだまだまだ本命が試験中なので小さな目にして、全部終わった後に、大きな目を入れに来ますと、約束してきた。
とりあえず息子が春から東京の人になることが決まった嬉しい日だ。お祝いに、ホワイトナイルを買ってみた。娘に頼んでも全然埒あかんないもんね。
携帯ではぼちぼち限界ね。