あと何分?
終末時計(直接の説明じゃないけどこれにしといた)が進められて、残り時間があと5分になった。
中日・夕刊の『ハイ編集局』に寄せられた読者の声に、給食センターに勤めてらっしゃる奥さんが、学校などで見かけた給食の時の様子が寄せられていた。
先生が子供たちに、「給食費を払ってるんだから「いただきます」「ごちそうさま」は言わなくてもいいよ。」と話していたとか。
ワイドショウで時折話題になっているのを見ても*1、作り事のような気がしていたけれど、教育現場ではどうやらほんとにそんなミニクイ事が起こっているらしい。
給食をいただくのは当然の権利だと、言うことなのだろう。
その投稿者の方も言っている。
私たちは農家や食事を作られた方に感謝して「いただきます」と言うよう教えられたのですが…。
命のあった物を私たちが生きるためにいただくのだから、感謝して「いただきます」なのに。きちんときれいに食べて命をいただいて「ごちそうさま」のはずなのに。
そこには愛が無さ過ぎるよ。だめだこりゃ。私には何も出来ないし、する気も起こらないやねと、思っていた。
BELOVEに連載されている『ハッピー』を読んで、これではいけないと考え直した。
どんな状況でもいじめが無くなることはない。だけど、まだ保育園に通っている子供をこう育てたいと
いじめたい気持ちにならない毎日を子供たちと過ごしたい
人を苦しめて楽しいなんて貧しい人生を生きてほしくない
人の苦しみをいじめを見て見ぬふりもできない人に育てたい
現実が いまよりよくなる世界をあの子たちの目で見てもらいたいから
現実とはほど遠い理想だけど
その理想の光を追って子育てをしたいな 我が子をいじめっ子にけっしてしない……!
たくさんの良い人たちを見て育つ子は良い人になる方がカンタンよね
盲目の母は言っている。
たかがレディスコミックの漫画の台詞だが、何かを諦めて見て見ぬふりをしてしてる私の気持ちを見透かされたような気がした。
破滅まであと5分の間に何ができるか分からないけれど、見て見ぬふりはやめよう。
でも、何をしたらいいんだ?
さっぱりレコでお借りした大事RAMで見ることができた(kさん一度に見られませんので、もう少しお時間下さいね)ごろちゃんin大阪の町で、お皿の上に残っていた串カツとかお好み焼きとかのその後が気になってしまった。
見て見ぬふりをしないと決めた今の私がその場にいたら、残り物のその後を確認して何か言うことができたかもしれないなぁ。なんてね。
*1:その時は恥知らずな親が学校に、”いただきます”を言わせるなと文句を言いに行くというネタだった