つ、疲れた

藤原が演じることになった”月”がどんなヤツなのかを確かめるために、1巻〜9巻までまとめ買いをして、昼から一気に読み上げた。
今日は英語の日だからそのための前後の時間を除いて、ずっと読み続けていたら、ものすごく目も頭も疲れた。
藤原が演じるのは大学生になってからだそうだが、2部構成で年2回公開だとしても、2時間程度×2に収まる話しとも思えない。
それよりなにより、この話しは、胸くそ悪い。花を最初に聴いた時と同じ印象だ。作者の弱い部分を世間に認めさせるのに、口当たりのかっこよさで同情を集め、世の中の大多数の同意を得ようとしているような姑息な手段をそれとは分からせないように策をこらしてる気がした。
ドラゴンボールが、連載終了させることが出来なくなって、物語の着地点が分からなくなっていったと同じ事になっている様な気もする。ただその印象が、とりやまあきらは明るくてポジティブだったが、こちらはLがいなくなった辺りからはどろどろとネガティブな沼にはまっていっているような印象で、読み続けるのが苦痛になってきた。
ただ、絵柄は思ったほど嫌じゃなかったし、読む人をストーリーの中に引き込ませる力を持っていた漫画だ。ただ、私が好きじゃないだけだ。
でも、”月”を藤原が演じるとなれば、ぜひともスクリーンで観たい。ものすごく凄みのある”月”になることは間違いないだろう。それはそれは楽しみである。
劇中に”ヨツバ”という会社が出てくるのだが、私にはそれが ヨッパ に読めて仕方がなかった。その会社名が出てくる度に、力みながら呼んでる気持ちがふっとほぐれて、私には丁度いい息抜きになった。なんにしても気持ちよい読後感ではない。

そうそう、おやじも読ませてくれと言ってる。おやじは人気ブロガーらしいので、またそのネタにしてブログ仲間と楽しくお話をしたいのだらう。そんなことを思ったら、なんだかむかっ腹が立って、悋気を起こしてる私がちょっと嫌だ。

てなことで、今日は申告準備に何一つ手をつけられなかった。明日からちゃんとしよう。