クリスマスを祝う?

駅前のショッピングセンターに入ってる夢屋とかから、少年カトリが入荷したと連絡があったので、道路の雪がほとんど溶けた今日やっと取りに行くことが出来た。あっ、お箸もちゃんと付いてますよと、スマファン心理を見透かされたような言葉をかけられた。ま、それも私には大事な事で、その通りなので言い返すことが出来ない。
ついでに買い物でもと、食料品売り場へ行って初めて気が付いた。今日はクリスマスイブなのだ。子どもが大きくなって一人は京都暮らし、家にいる息子もお友だちとまた名古屋へお出かけ。夕食時には私とおじいだけだ。クリスマスイブもへったくれもあるかい。だいたい本当はイエス・キリストがこの世にお生まれになったことを祝う日じゃないか。だいたい誕生日は明日なのに。スーパーでクリスマスを祝うであろう買い物をカートに入れている人たちの内、何人が本来の意味でのクリスマスを祝うのか?へんっ、クリスチャンでもあるまいに、と、数年前まで自分んちでもやってきたことを棚に上げて、少々ムカついて帰ってきた。
それでもミッションスクール(プロテスタント)出身の私。イエスさまは世の人の罪を全部背負って十字架につかれたのだから、ただイベントクリスマスを楽しむ人たちのこともお許しになってるのだわね、なんて思ったりした。
クリスマスイブで大忙しな娘は無事にそつなくケーキ屋さんでのお仕事を終えたのだろうか。やはりミッションスクール(カトリック)出身の娘、それは関係ないけど、楽しい日を過ごしていますように。

と、あまりにもいい人ぶりっこで落ち着かないので、今日の私の心の声をば。
王子、王子、あなたはどうして王子なの?
と、私もジュリエットおみつになって、一緒に歌を歌いたい、というか頭の中で午前中はずっと歌ってた。
昨夜のMステスマを見終わって、チャンネルを金スマにするかとも思ったけど、やはりWOWOWに合わせてしまった(録画も出来てないのでキュートな中居さんには会えずじまい)。
実は夕方からもうすぐ天保だと思うと、落ち着かなくてドキドキしてたりしてたのだ。
舞台では3度しか会えなかった王子だけど、今年の藤原の舞台の中で、私にとって一番魅力的だった王子にテレビ画面とはいえ再会できて幸せ気分で一杯だった。
カメラのスイッチングにはもう一つ不満もあったけど(これはMステでも同じ)、劇場の空気はどうしても伝わって来ないけど、大きな画面に目の前に現れる王子の愛らしさや、唐沢三世次の凄みをもう一度味わう事ができた。
何か社会的なメッセージのこめられた舞台より、私はこういった人間が人間らしく生き生きと動いている舞台が好き。役者さんが人を魅力的に演じると、そこにあるだけで愛とか憎しみとか欲だって悲しさだって、人間ってものを感じることが出来るから。だから、私はあまり知らないけど、落語が好きなのかもしれない。言葉が生きてるから。