芝浜
ヤンキースが負けた。その後すこしはおやじが落ち着いた生活をするだろうと思っていたが、そうではないようだ。
夏休みが終わって、昼間でも夜間でも少しは自分の自由になる時間が増えた途端、ＰＣに張り付いて生活してるんじゃないかと思われる程*1、生活も気持ちもそれに囚われていたように見えていた。
全く、私がどれだけ遠慮がちにＰＣ生活を送っていたか、それが誰のためであったかと、おやじの首根っこを押さえて文句を言いたい気持ちは山程あれど、そんなことをしても失った時間は戻ってこないのでそれは止めておく。
松井のゲームの様子もさることながら、松井の掲示板をめぐってなにやらいざこざがあり、そのまっただ中におやじもいたらしい。全くバカバカしい出来事で、私には全く関係のない出来事なので、話しを聞かされるのも嫌で仕方がなかった。
そんなことにかかずらっているので、塾長としてのお仕事がとてもいい加減になっているように見えた。それが私には腹が立って仕方ない。
いただいた月謝を袋に入れたまま数日放置していた。以前ならばいただいた翌日、忙しくて時間が無い時でも翌々日くらいまでには、きちんと整理していた。それに全く手をつけようとしなくて、暇さえあれば塾に籠もりっきりになっている。授業の準備にも確かにしているようだが、その放置してある月謝袋をきちんとしなさい（それはおやじの仕事だから）といっても、馬耳東風。
松井のチームが負けて、ごたごたも少し落ち着いたら、やっと放置してあった月謝袋の整理をした。その後いただいた月謝もお金が入ったままで、家の玄関の下駄箱の上に置きっぱなしにしてあった事があった。
「だめじゃん、そんなとこに置きっぱなしにしといたら。」と注意すると、
「いいがや、塾の下駄箱だったらいかんけど、家なら。」
と、言いくさった。
土曜日の朝の塾の掃除は、娘が中学生の頃から子どもたちのお仕事になっていた。今日は息子が学校なので、朝息子を送り出してから、おやじが起きる前に、塾の掃除に行ったら、なんと塾の下駄箱に月謝袋が置きっぱなしになっている。中を確認したら空ではない。
頭に来たね！きっと昨夜いただいたのを置いておいて、そのまま忘れてきたのだと思う。ブログの更新は忘れないのに（行ったこと無いから分からないけど）と思うと、余計に腹が立った。
そのまま中を抜き取ってやろうかと思ったけど、それは止めて、お金を入れたまま整理した方の中へ混ぜて置いた。
家にとってはとっても大事でありがたい月謝をそんなふうに扱う塾長に腹が立つ。
「芝浜」のようにきれいに落ちが付くといいのだけれど。
