地元の万博

草刈民代のバレエが見られるからということで、エアロビ仲間の友だちに誘われて急に万博に行く事にした*1。5時から入場の夜間割引で入ったら、なんとまぁ人の多い事。後から聞くと前日の倍くらいの入場者数だった。
ものすごく遠い場所で、スマコンでいうところのお星様席から舞台を観る位置をだったけど、舞台の真正面で大きな画面も観られるし、寒いのを我慢すれば、なかなか好ポジションだった、。
きれいねぇ、優雅ねぇ、素敵ねぇと私たち三人は見とれていた。バイオリンと電子ピアノの演奏を挟んだ50分程度の公演で、実際の舞台の人はまめつぷのようだったけれど、私たちは十分に堪能して満足していた。
そのまま人の流れに乗ってコイの池へ来ると、今にもなにやら始まりそうな雰囲気に包まれていた。すると噴水が上がり光のショウが始まって、池から大きなサルが出てきた。が、顔が気持ち悪い!後ろから「なんかこわーーい」と小さなお子の声。サルなんだかヒトなんだか、どちらとも言えない大きな顔だ。そして何が表現したいのかさっぱりこちらに伝わってこない光のショウが続く。最後まで見ていられなくて途中でその列から離れた私たち。
「なに?あれ。」
「なにが言いたいかわからんがね。」
「わっからんよねぇ。」
「外国のナントカ(もう忘れた)いう人のプロデュースだで、よけいわからんのやない?」
などといいながら、とにかく寒さをしのぐためにどこかのパビリオンに入る事にした。
「地元で万博なんてもう一生ないで、どっか見に行かないかん。」と、まず目玉のマンモスの様子を見に行く事にした。
8時からのサルのショーを見ていたため、その時点ですでに8時をまわっている。
閉門時間が夜10時になったから、各パビリオンの開館時間も当然遅くなっているだろうと思っていたら、それが大間違いであった。
日本館の入り口にはもう閉館しましたの札が。近くの藤井フミヤプロデュースのなんやらの塔も閉館している。
どこのパビリオンがその時間に開いてるかを尋ねようとしても、案内所もないしそれらしいスタッフも見あたらない。ウロウロ歩いてやっとそれらしい人を見つけて尋ねてみたら、
「だいたい8時で閉めてしまうので、今この時間であいているとすればどこかの外国館があるかどうかで。」ときたもんだ。
それもどこの国というのも分からないし、今からそこへ移動したとしても、ついた時点で開いているかどうか分からないという事らしい。
なんなんだ。閉門時間を遅くしただけで、それでなんの意味があるというのだ。
まぁいい。何にしても地元民だ。行こうと思えばまた行く事ができる。
コイの池のところで見やすいように私を前に出してくれたダンディなおじさまが、ドイツ館の黒ビールが美味しかったと言っていた。
一緒に行った友人たちもドイツ館は行きたいと言っていたので、今度はぜひ美味しいビールを飲んでみたいものだ(友人たちは飲めないが)。

*1:勝手に行く事に決めたと怒ったおやじと一悶着のおまけ付き