来た

瀬戸市内の渋滞を抜けて新車が来た。
おかしい。私たちのようなぐうたらでいい加減な夫婦に似つかわしくない、とっても高級感あふれるお車だ。こんなの頼んだつもりはない。
車内というより、ナビ画面に色々着いてる物の操作方法の説明を受けるだけで小一時間かかっていた。
なんというのか、モニター画面ががもうパソコン操作と一緒のようで、画面上でカーソルを動かしてあれこれを操作するようになっているんだけど、私は手動でスイッチを入れたり切ったりボタンを押したりして機械を使いたいのにそれは出来ない仕組みになっている。
それよりなにより前の車より車幅も長さも大きいらしい。えーー!知らんかったがね。ちょっとこじんまりしてると思ったのに、だからセダンでもいいと思ったのに、おかしい話が違う、気がする。
説明を聞いてる内におやじのお昼ご飯のおにぎりを作る時間が無くなりそうになってる。説明を中断しておにぎりを作って再び説明再開。ほとんど説明は終わっていたので、最後にお守りを新車に移動させて、受け渡し完了。
塾のお迎えの車も入ってきたので、前の車とちゃんとお別れをすることが出来なかったのがちょっと心残り。
学校から帰ってきていた息子と初乗りに出かける。内装も前の車よりも高級感が漂っている。ちょっといい車に乗らせてもらってるような、誰かの車を借りてるようなそんな緊張感の中でハンドルを握っていた。助手席の息子は新しい画面操作をあれこれお試し中。
すると、エアバック注意のランプが点灯し、そのまま消えない。さっき納車されたばっかしなのに、新車なのに、なんて事?
家へ戻って早速名鉄AUTOに連絡を入れる。
”さっき納めたばかりなのに・・・驚いています”とおっしゃる。
”私も驚いています”と返した。さっそく代車を用意してもらって点検してもらう事になった。
土曜日は一日中、塾とバスの中で時間を過ごす旦那が、どうにも我慢できずに、ほんの少し(5分あるかないか)の隙間の時間に車に乗って出ていった。
”なんだあれ?ものすごい高級車やなぁ”と、ビビリ気味。
お値段自体は前の車の方が高価だったんだけど、どういうことだ?
二人とも車に気圧されてる。おなしな夫婦だなぁ。
そうそう、おやじが乗った時には、エアバックランプの点灯が無かったような気がすると言っていた。
あれ?どうしよう。でもちゃんと点いてて、エンジンを切って再始動しても消えなかったんだよなぁ。ま、様子をみよう。
そだ、様子といえば、万博内覧会へでかけたななえさんの様子はどうだったんだろう。夕刊の記事を読むと、とんでもない混雑と場内飲食物一切持ち込み禁止で、お客さんの怒り爆発といった記事だったんだが。
つつがなくというわけにはいかないだろうけど、そこそこ楽しめていたのならいいのだけれど。