ありふれた日常

たまたま住んでいるところが、台風の被害にも遭わず、地震の被害にも遭わないだけの事なのだろう。ニュースで流れる映像を見ていると胸が痛くなるのだが、何事もなく日々を過ごしていけることが、当たり前だとも思っている。それでいいのだよな。
ということで、明日「2046」の美しい木村さんを見に行こうと思っていたのだが、土曜日に京都へ行くことにしたので、連日お出かけは気が引けるのと、ほんの少し風邪気味なので体力温存の為、来週に延ばすことにする。早く行かないと終わってしまいそうで、気が気ではないのだがMOVIXでは来週もまだ上映しているようなのでそちらへ行くつもり。すると必然的にとても楽しみにしていた「笑の大学」もスライドして次次週になるわけだ。んーー。来週になるともしかして木村さんより吾郎さんを選んでしまっているかも知れない。
先週慌てて注文したハロウィンバルーンが翌々日には届いた。めいっぱい頭がクラクラしそうなって膨らませてもせいぜい直径20cmくらいの大きさにしかならない。試しに膨らませて置いた風船が時間をおいたらしぼんで皺ができていた。火の気のない寒い部屋に置いておいたら、2時間も経たない間に手の中にすっぽり入ってしまうくらい小さくしぼんでしまったいたのを、息子がとても驚いていた。
”すっごい、こんなに小さくなってる。部屋が寒かったからかなぁ”というので、すでに1週間程前から使っているストーブの前に置いてみたら言ってみた。
温風の前に差し出した風船が手のひらでじわじわと膨らんで、皺があっという間に伸びている。それを大層面白がって不思議がっている息子を見ているのが面白かった。ありふれた(息子はありふれていないかも知れない)日常が幸せなのです。