夕飯の支度をすべと、台所へ入ろうとしたら、おじいが嬉しい顔しながら、割り箸みたいな切れっ端を差し出した。”竹やで上手いこといかんかったで木にした。これなら出来る。”と胸を張りかけた。 ”や、竹がいいんやに。” ”家にある竹では厚さが薄すぎて五角に…
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