ひとこと

身の丈に合ったって よくわからなくて 難しい


ちりとてで、師匠になったそうそうさんのちんちくりんのスーツ(亡くなったおかみさんに買ってもらったやつ)にいつまでも固執する気持ちを、強引ながら上手いことほぐしたしーそーさん。
その算段を見守っていたそうげんにいさんのせりふ。

身の丈に合った物を身につけんといかんのや。

ああ、そうか。身の丈に合ったものか。はて、私は身につけとるんやろか?と思ったが、身の丈ってどのくらい?

自分の身の丈ってよくわからんなぁって、初めてじっくり考えてみて、難しいなぁって思ったの。


そんなお金もないのに、豪華客船で世界一周の旅に出る、は合ってないわな。
一週間に2回くらいホームベーカリーでパン焼くのは合ってるよな。
週一、ホームへ母親におやつを持って会いに行くのは合ってるよな。
そこへどーんとエアコンなんかを寄付ちゃうのは合ってないよな。
まわってくる組長さんは合ってるよな。
税金の使われ方に納得がいかんから、市議とかに立候補しちゃる!なんてのは合ってないよな。


自分が誰かに面倒を見てもらわなきゃ生活できないような年寄りになったらどこかの施設に入るってのは、合ってるのか。
国民年金しか加入してない私にはどれだけ自分で準備できるかわからないしね。
それがこの辺りなら合ってるだろうけど、それが鎌倉辺りで寄席、お芝居三昧の生活がしたいってのは合ってないかな?
でも、そのために宝くじを買うってのは合ってるんだろうな。


ま、きむらさんがにっこりしてるから買ったってのもあるけどさ だす。