いろんなもの

見えてるのに無くなりそうになったもの
去年おちょぼさんで買ってきたミニバラ。ちっさなビニールのカバーから出して庭に植えた。
おじいに抜かれそうになるのを、すんでの所で食い止めて生き延びたミニバラ。
敵はおじいだけではなく、葉をあるったけ全部食べてしまう虫とも私は戦わなくてはいけない。
おじいとはもはや戦わなくもよくなったが、虫とは攻めたり(カダンエースを噴霧)攻められたり(青虫に葉脈だけ残して食べられたり)を繰り返した。
ここきてやっと花が開いてきた。うれしくなって早速台所の流しの前に置いた。
最近、花屋さんで買ってくるバラは、なぜがあまり香りがしない。けど、これは昨年のミニバラの2倍以上の大きさの花になっていて、ほんのり甘い華やかな香りを漂わせてる。
きれいなものはうれしいね。







なくなったけどあったもの
去年おじいに抜かれてしまった四つ葉がひらくラッキークローバー(なんて名前だったっけ?)。
引っこ抜かれたのに気づいて、すぐに球根をミニバラの近くに植え直しておいた。
冬を越して春になってもそこからはなんにも出てこなかったので、ああ、やっぱりダメだったかとがっくりしていた。
そしたら、二週間くらい前にひょっこり葉が出ているのを見つけた。
ああ、よかった。就活に心を砕いてる(はず。なんにも言ってこないから進捗状態がさっぱりわからんのだが)息子にも、なにかいい事が起こるかも?
復活した四つ葉









みえないけどある
見えないけど感じる。あからさまではないけど気づく。
面白がって毎朝みてるゲゲゲの女房の原作者ご夫婦が今朝のあさいちで、夫婦のありようのお話をされていた。
相性のいいご夫婦なのだなぁと、朝からちょっといい気分になった。

地面の中にあった球根は、表からは見えていなかったけど、ずっとずっと芽を出す準備をしていた。
これは見えないけどあるってのとは、ちょっと違うけど、人がなにかに一生懸命って気持ちは見えないけど、きっといつか見えるものになって現れてくるはず。
だから息子がもし今へたれてたとしても、いつか必ず実になる努力だよ、なんて言ってやりたいなぁなんて思ってる母なのであります。

ま、来週の土曜には藤原舞台の為に上京するからいいんだけどね。