責任を果たす

しおのななみさんがそうおっしゃっていた。
リーダーのいなかった時代はないとも。
朝の報道(とは言い切れないと私は思うが)番組でのインタビューの一こま。

何を言わんとなさってるのかを一生懸命聞き取ろうとしたけれど、話しの輪郭がぼやけて見えて(私の頭の中がぼんやりしてるってことだけど、)おおまかなことしか分からなかった。
自分のことをきちんとすれば、この息苦しい世の中を生きていけれるんだとおっしゃっていたような気がする。

一人の力は小さくて、世の中を動かすことは出来ない。私は作家としてちゃんと責任を果たしていく。みんなが一人一人、自分のすべきことをきちんとすればいいのよ。だったかな。


でその後、何度も目にしていたエルサレムすぴーちを、内田先生のところで記事になっている英字を声に出して読んでみた。意味の分からない単語があるのに、なぜだか涙が出てきた。
村上春樹の小説は読んだことがない。食わず嫌いなのだけど、どうにも読みたいと思えなくて今まで素通りしてきた。きむらさんより年若なのに、自分探しの旅に出っぱなしの人とのコラボ企画の時も、地に足の着いた生き方をしてないように思えて、”ちっ何かっこつけてんだろう、この人たち”なんて僻んだ見方をしていた。
受賞のニュースの時にも、たまごと壁のたとえがよく理解できなくて、やっぱり斜めから僻んでみてたのに、声を出してよんでみたら、すっごく言葉を選んで、言葉の力で自分の今すべき責任を果たそうとしておられる強い気持ちが伝わってきた。

どこにいてもどんなに小さい存在でも、きちんと何をすべきかを知り行動することが生きることなのだなぁ、なんてね思ったりした。

で今日の私だ。申告用のデータ入力はほとんど完了。後少しは明日にして、今からキーボードを出して練習しよう。
それが今私のすべき事だ。いいんかな いいんだよな。