あやまれないひと

あさのかつらの人が、オープニングトークで、何でも知ってます、なんでも羅列できちゃいます、ふふんって感じで、なにやらのランキングをあげていた。
・・・くろおおまめ・・・・

?!なんだくろおおまめって、ああ!くろだいずのことね。丹波の黒豆は黒大豆だもの、そう書いてあったんだろうと、察しは付いた。
その後、すぐに訂正するかと待っていたのに、そのまま次の話題へと移っていった。ずっと見続けていたわけじゃないので、その後訂正したのかどうか確認出来ないから、うかつには言えないが、その場ですぐ気づくスタッフがいなかったのが、残念な人たちが作ってる番組なんだなあと思ったりして。

そうではなくて、あの場で訂正しようにも、そんなことは滅相もございませんってことだったら、ますます信じられない番組ってことなんだろうなぁと、ちょっと八つ当たりみたいに言ってみる。


実は言いたいことは別のこと。
月曜に、その前に残った鯛汁(ウチオリジナル)をゆでたうどんにかけて食べることにしていた。
ずっとせいき●うで何年も買い続けて気に入っていた”はやゆでうどん”をゆでた。ゆで上がりの確認のため、数筋すくって食べてみた。
あれ?なんか、へんな匂いがする。変というか、芳香剤とか香りの強い洗剤のような匂いと味。
おかしいなぁ。ま、そんなに気にすることないかもね、と自分に言い聞かせるようにして、食卓に出した。
おじいはなんにも言わないで完食。変だと思ったかも知れないが、言わないでいたのかも知れない。

おやじにも出す。一口食べて、おかしい、変な味がするという。
絶対おかしい、消毒臭くてまっずいぞとかいいながら、どんぶり一杯完食。
そうだね、やっぱりおかしいよね。私もそう思うんだけどね、どうかなぁと思ってさ、とかすかないいわけ。

よく火曜日の昼。同じ袋詰めになっていた残り5袋のウチの一つを開いて、すぐさま鼻を袋の先に持って行った。
うわっ!強い匂い。こりゃおかしい。
配送センターに連絡して、そこまでのいきさつを伝える。
ああそうですか。では、係のものがいくようにします。と、簡単に電話を切られた印象を持った。

おい!それはないだろう。対応がおかしくないか?そんな風だと私怒っちゃうよ!と、独り言を言った。

それから、30分後くらいだろうか、同じ人から電話が入る。おやじが電話を取って、いい人ぶって私と替わる。受話器を受け取りながら、”ゆうべ頭痛くなったって自分でいってやればいいじゃん”といいながら電話口に私が出るやいなや、さっきとは態度を変えて、”大丈夫ですか?ご主人。”なんて言う。
そうだよ、そういう対応が先でしょう、とさっきまでの態度を軟化させた。
とにかく、商品を回収に来るという。

あと少しでこちらを出ますからと言われてから30分後くらいに、名刺も出さず、あやしい営業マンも首から提げてるIDカードもみせず、せいき●うのなんチャラです、はっきり聞き取れない声で名のる人物が到着。

とりあえず、口だけで申し訳なかったです、といいながら、はやく商品を確認させてくれの態度がありあり。
さっき開封したうどん袋の頭をしばっておいたゴムを外して、匂いを確認してもらう。
しぶじぶ、ああ、なんか臭いますねという。

はあ?そういう態度ですか、ああ、そうですか。

”私は何か匂いの強いものの側で保存していたわけではないです。衣装ケースみたいなのにうどん、そば、スパゲッティ、小麦粉(昨年値上がりし始めたものを出来るだけ早めにストックした)そんなものをまとめて入れてあるんです。なんなら、ここ(奥の畳の部屋のピアノの足下のところから)へ持って来ましょうか?”と言ってみた。

”いえ、いいです。”という。

それと同じ商品が、賞味期限は違うものの、あと二くくりあるんで、これはどうしましょうと言ってみると、相手もいや、どうしましょうという。

はぁ?普通は、それも一度お預かりして調べてきます。とか言わないか?

にっこりしながら、”では、これも開封して匂いを確認しましょうか?”
”いえ、では、全部回収していきます。今すぐどうかできないので、次回の配達の時に返金の手続きを一緒にしてきます。いいですか?”
それは、かまわない。
”はい、それでけっこうです。”
”すぐに検査結果が出るわけではないので、しばらく時間はかかりますが、結果はお知らせします。”
”保健所へ行ったりしなくてもいいんですか?”
”はい、それはウチの方できちんと検査しますので。”
なんでも、めい●んせいき●うには、すばらしい検査センターがあるからと胸を張る。

はあん?そこで胸を張るか。ああ、こいつはダメかも知れない。きもーち腹の虫が治まらない。それで、これですか?と言ってみる。
これは、にほんせいき●うれんのものなので、そちらでも検査はしてますが、抜き取りなのでとか、いいわけをして帰って行った。


なんか、ちがう。あの餃子事件の後、こいつぁしんようできねーなって、思ってたけど、あの体質ではやっぱりだ。
商品を買ってもらうお客さんって、意識は全く持ってないね。それはせいき●うの商品を買うためには、くみあいいんにならなくちゃいけなくて、で、私も出資金も出してるくみあいいんだから?

で、今日だ。
また最初のおばさんから電話が入る。
”どういったところで保存されてましたか?”だと。
”同じ製品はウチにあるだけじゃないですよね。”
”ほかではそんな報告は来てないんですよ。”と、いかにも私だけが言いがかりをつけてるんじゃね?って雰囲気だ。

はぁ??うどんを回収に来た人とのやりとりを、声を低くして説明する。
むこうも、なんだかむかついてるのがこちらに伝わる。

だめだ。こりゃ、だめだ。あの餃子事件の人たちも、被害者なのにいやな思いをさせられたんではと想像したりする。

あの母体団体の思想には私は全部賛同できないし、深く考えないで便利だからと個別宅配を利用していただけだ。


ことを荒立てるつもりはない。

でも、この後の対応次第では、今後のつきあいは考えなくちゃいけない。

就活中の娘に悪影響になるような大事になってしまってもいけない。それだけは絶対にしない。