一歩め

ごがつ病なんかにかかってられるかいって勢いの大学野球が、早稲田の優勝で春季リーグが終わった。
お祭り気分(実家の母だけか?)が一段落した週末、ふと息子はバイトを探したりしてないのかなぁって思った。
そんなことを午前中にふんわり思っていたら、不思議なことにお昼時に息子から電話が入る。
スーパーの生鮮ってどんな仕事なの?と言う。いきなりなんなんだと問えば、スーパーの求人募集があるけど、どんな仕事かわかんないから聞いてみた、というのだ。
お昼の支度をしてる忙しい時そんなものは相手に聞けとそっけなく返事をして電話を切った。

後からメールで聞いてみたら、面接に行くことになったという。それは息子の最寄り駅のスーパーで私も利用したことがあり、なかなか雰囲気のいいお店だった。そこで働いているバイトらしい男子学生っぽい若者も見かけたこともある。引っ越しの時にあちらこちらのお店に行ったけれど、その中でもずいぶん感じのいい方のお店だったので、息子もバイトするならこんなところならいいかも?と、その時に思った事が、ずいぶん経ってから本当の事になりそうな雰囲気だ。

こうして息子は少しずつ足場を固めて東京の人になっていくんだなぁとさみしい気持ちと、少し親の手を離れようとしている息子を頼もしく(あまあまの母ですな)思う気持ちが混ざった昨日だった。


七五調で気持ちをと頭をひねってみたけれど、ほろ酔い頭でいる上に、途中で義弟から電話が入って(これがまたムカつくったら)気持ちを乱されたので、残念だけどこれで〆。