棚ぼたコンサート

今朝早くおやじのいとこのおねーさんから電話が入る。
今日の午後のコンサートに一緒に行く予定だった人が都合悪くなったから、一緒に行かないか、ということだった。
もちろん二つ返事でOKと言いたいところだったけど、火・木・土は送迎があるから無理だなぁとか、開演が4時だからどう?とか、今夜はおくりだけだから9時までに帰って来られれば行けるわね、とかを経て行ってきた『トヨタ創立70周年記念コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン〜ウィーン国立歌劇場ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち〜』。

プログラム

J.シュトラウスII世:ジプシー男爵の入場行進曲
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588より序曲、“恋人の息吹は”
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492より“とうとう嬉しい時が来た”、“恋とはどんなものかしら”
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620より“私は鳥刺し”
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より“聞きたまえ、ノルマよ”
ベートーヴェン交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」

久しぶりのクラッシクコンサート。ただめいふぃるの演奏ってのが少し不安要素だが、S席で6500円というお値段では文句を言うのはお門違いだろう。


感想は、指揮者とオケの実力はとても大事なものだと実感した ってことね。
せっかくの第九なのに、なのに、ほんの数人の管楽器の音が、変。上手くない。多分めいふぃるのメンバーの音。オケの音の質を下げるのなら、メンバーに入れないって決断は出来ないのかしら?と、少々イラッとしながら聞いていた。
せっかくの第九 合唱付き なのに、なのに、合唱団のソプラノの声が大きすぎる。声を張り上げすぎじゃない?合唱団全体のバランスが取れてない。もったいない。パートごとの人数をそろえなきゃダメって決まりでもあるんだろうか?あの三分の二くらいの人数でいいと思うのに。
その辺はソリストはさすがだ。きちんと4人のバランスが取れている。メゾソプラノの人は一部でのソロと違ってハーモニーを大事にしているような歌い方だった。

ブラボー!とも思えなかったし、スタオベもする気にならなかった。
なんだかただ譜面通りに音を出してるって感じだ。
なにが違うんだろう、ハノーバーの時と。指揮者の表現力なのかなぁ。楽団員の理解力と演奏能力なのかなぁ。
第九の前までだけなら、6500円はチョーお得な感じだけどな。
なんというか、いま二つくらい満足感を得られなかった演奏会だった。
明日はオーチャードホールで演奏らしいが、いいんだろうか?

と、えらそうな事を言ってみました。


ああ、今日は神宮球場で応援歌と校歌を歌うチャンスだったかも?