よかったよ

おれすてす 2回目観劇。コクーンの時はあまりにも舞台が近くて通路側席で、藤原が近くて怖くて怖くて、とても緊張した時間だった。ストーリーを理解するために、すべての台詞をもの凄く真剣に聞いていた。それだからか、言葉が生きていてもの凄い力強さで私の中に入ってきて、胸が苦しくなった。
今日は舞台から随分離れた2階席の後方。前回は把握できなかった舞台全体を見渡す事ができる。視界が狭くなるのが嫌でオペラグラスを持っていかない私。いつもの老眼仕様のサングラスをかけてみてもはっきり役者の表情が読みとれないくらいだった。
そんな私の目の前にいた最小限の布しか身に纏っていない藤原は、毛穴も演技できるのか?という位、身体全体がおれすてす だった。
あちこちの劇評でさんざんこき下ろされてる演出だが、私にはそうは思えない。とてもいい舞台だと思う。今日もよかった。明日は1階席の中程だ。また違った感じ方が出来るのが楽しみだ。

コクーンの時の方が舞台に近かったからもの凄くいい舞台だと思えたのに、周りが全然スタオベにしてなくて、カーテンコールもあっさりと2回で終わってしまっていたのが残念だったのに、今夜は一体何度お辞儀をしたのか分からないくらいだったし、2階席に向かって藤原が両手をあげて手を振ってくれた。
え?私に?・・・・・・・・・・・・すいません。すいません。それは違います。