メモ。

最近読んだ本をまとめて羅列。

黄金宝壺『黄金宝壺』E.T.A.ホフマン著 石川道雄訳
ドイツのメルヘン。19世紀の芸術至上主義が流行っていた時期らしい頭が疲れるくらいの言葉による状況の豪華な飾りつけ満載の煌びやかな宝石箱。ドイツらしいゴシックな雰囲気を兼ね備えたザッツグッドなおとぎ話。
ホフマンは何度も何度も挑戦して初めて読みきった本なので感慨深いです。じいん。

ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)ラヴクラフト全集 5』H・P・ラヴクラフト著 大瀧啓裕訳
前も読んだラヴクラフトの2冊目。長編が多いことからもう途中でおなかいっぱいです。なんかこれ怖いあれ怖いといいながらじゃあなにが怖いの?と聞くといや、教えないといわれているような作品が多くて少々イライラ。
もうこれ以上はいらない。

パプリカ (新潮文庫)『パプリカ』筒井康隆
やっと読んだパプリカ。スペイン行くように空港で買った本。筒井お得意の現実とフィクションの世界が交錯しながら次第にどろどろに混ざってなにがなんだか分からないメタ・フィクションのお話。
虚構船団や残像に口紅を等を呼んだ後敬遠していたメタフィクション。でもやっぱ面白かったです。虚構船団よりもずっとずっと読みやすいのでよんどきゃよかったと後悔。
今敏がアニメ化したのでぜひとも見たいもんです。

他にもあったと思うけど忘れました。もはやどれもだいぶ前なので適当な感想しかないなあ。