メモ。

欲しいもの。
復刊ドットコムからのメールで知ったものです。値段が高いのが金欠にはつらいです。
丘の上の人殺しの家
悪霊館
あと、数日前にシャワーヘッドが壊れていて水がホースの先をつぶした様にしか出てこなくて困ってるんですけれどあれってどれかっても普通につくんですかね?調べる気力がないので放置してます。
明日テストが終わるのでなんとかしようとは思ってますけれどね。

最近読んだ本。テストから逃避中。だって昆虫の目の仕組みとか胚発生とか小麦がどこから来たかとかどうでもいいんだもん・・・。何で3回生にもなってこんなに興味のないこと勉強しなくちゃいけないんだーーーー。動物のこと勉強させろーーー。

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))ラヴクラフト全集1』 ラヴクラフト著 大西尹明訳

20世紀最大の怪奇小説作家といわれているラヴクラフト短編集第一弾。
仮想聖典ネクロノミコンや仮想神話体系のクトゥルフ神話を作り出したアメリカ人作家で、詳しいことははてなの解説やウィキのクトゥルフ神話ネクロノミコンの解説を見てもらうのがいいんですけど、なかなかめんどい*1のでとりあえず怪奇小説界に架空の神話をつくりあげた人、と思ってくれればいいです。
ジョージ・マクドナルド、ロード・ダンセイニときてこのハワード・フィリップス・ラヴクラフトにぶつかったんですが、前二人がファンタジー色が強かったのに比べこの人は怪奇小説色のほうがずっと強く、芸術的退廃感のないポーでした。
そうやっていうとなんか悪い印象みたいですが、芸術的と言うよりも生理的恐怖感を与えることにより重点を置いているような作風ではらはらどきどきする感覚に見舞われる非常に良く出来た怪奇小説でした(なんか偉そう)。
神話がどうじゃらこうじゃらいわれてたので神秘小説なんかと思ってたんですが、小説には恐怖を与えるスパイスとしてなんじゃら教の神の名前がちょろっと出てくるだけで、いわゆるギリシャ神話とかみたいな神々を主題としたものとは毛色が違いました。
むしろ宇宙人とか出てくるしSF(そういや今ってS・Fってかかなくなったね)の方が近いのかもしれません。でも基本的には幻想怪奇小説なので、なんか明るいSFとは違っておどろおどろしい雰囲気に満ちたゴシックホラーですね。なんかすごい遠回りに分かりにくくいってる気がしてなりませんが。
神秘主義とか陰秘学、異端宗教とかが好きならぐっと来ることでしょう。私はぐっと来ました。なのでそこらの話を久々に読んでみようかと思ってます。とりあえずグノーシスをそろそろ把握したい。
とりあえず寝る前に読んだら非常に夢見が悪かったのでその点からだけで考えてもとても良いホラー小説ですたぶん。ちなみに夢の内容は、自分で覚えがないのに出産するために(しかも二人目)分娩室に入ってて周りで知り合いたちが楽しげにお祝いムードで騒いでるっていうのと、イナズマンみたいな怪人に追いかけられて土砂降りのなか街中で命がけで隠れまわるというものでした。ほんとになんじゃこりゃ。なんか小説でも書けそうですが夢の内容を切り売りして創作活動すると気が狂うらしいのでやめます。

訳わかんない感想になってしまった。うう。勉強しなきゃ。

*1:どこまで現実か創作なのかわかんなくなる。まるでシャーロキアンによるホームズ本のよう